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グルメ&レシピ

寒い日が続いております…2月ですから、当然といえば当然なのですが(笑)。たま~に、ちょっと暖かい日があったりして…コレが逆にクセ者なのかもしれません。体がついていけずに、ちょっとした体調不良に陥りがちな今日この頃です。インフルエンザが爆発的に大流行しているようですが、皆さまは無事にお元気でお過ごしでしょうか?
大流行といえば、最近、世間はちょっとしたパンブーム?私はブームに関係なく、普段から“パン大好き~♪”なので、現在ブーム到来中なのかどうかわかりませんが、今回はパンのレシピをご紹介してみようかな~と思います。

ひと昔前は、長いフランスパンがニョキっとはみ出した袋を小脇に抱えて、低い鼻をチョイと高くして(笑)街を歩けば、ちょっと外国人になったようでハイソな気分になったものです。その頃のフランスパンは、チョッとしたオシャレアイテム♪そんな時代でした…
今は、近くのスーパーに行けば、簡単に手に入るフランスパン…コンビニにも普通に売っています。便利になって、いつでも食べたい時に食べれるようになってうれしいのですが、ちょっぴり寂しい気持ちにもなりますが…

フランスでは、フランスパンを毎日食べます。もちろん、個人差はあると思いますが、フランスパンはフランス人にとっては、日本人でいう“米”のような存在…たくさんのチーズの種類があるフランスでは、パンは欠かせない存在なのです。
おいしいフランスパンですが、そんなフランスパンには残念な弱点があります。それは…すぐに固くなってしまうこと。昨日買ってきたフランスパン…1日経ったらカッチカチ!オシャレで美味しい…けど、ちょっと長過ぎる!?半分までは食べられるけど、1本はちょっとキツいー!チョッと“長”過ぎる!?でもフランスパンは、“長い”ってことがオシャレなんだよね~困ったな…このジレンマ(笑)。
家族と暮らしていれば、フランスパンの1本や2本(!?)、1日で美味しくいただけるのかもしれませんが、1人で1本を1日で完食しようとすると、ちょっと嫌気がさしてしまう程に食べなければなりません…それはちょっと嫌。

今回はカチカチになってしまったフランスパンを、美味しくリメイクする方法をご紹介したいと思います!
因みに、日本で一般的に“フランスパン”と呼んでいるパンは、フランスでは“バゲット”と呼ばれています。フランス語で“バゲット”とは「細い棒」を意味するそうです。パン屋さんに行くと、“バゲット”の横に“バタール”が売られていたりします。バタールは、バゲットより太いのが一般的で、クープと呼ばれるパンの表面の切れ目の数が違っているのが特徴なのだそうです。今度、パン屋さんに行ったら、クープの数を見比べてみよう~っと。

フランスパンを多く食べるフランスでは、時間が経って固くなってしまったパンを、上手にリメイクする方法がたくさんあります。すぐに固くなってしまうバゲットだから…今月はカチカチになったバゲットをアレンジレシピで、美味しく甦らせて美味しくいただく簡単レシピを、いくつかご紹介いたします。

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▼フレンチトースト~ココナッツオイル焼
バターの代わりにココナッツオイルを使用!それだけで、いつもと全然違う~♪
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▽材料
バゲット

牛乳
グラニュー糖
ココナッツオイル
メープルシロップ
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1.バゲットをお好みの大きさにカットします。
2.ボウルに、卵・牛乳・グラニュー糖を入れてよく混ぜ合わせます。
3.2.に1.を入れ、両面くぐらせます。
4.温めたフライパンにココナッツオイルを敷き、弱火~中火で3.を両面焼きます。
5.器に盛り付け、メープルシロップを回しかければ、出来上がり♪
★メイプルシロップを、シナモンシュガーや生クリームなどに代えても旨し~♪
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▼フレンチトースト~大人風
ラム酒で蒸し焼きにするとプリンのようなプリプリ感に♪甘味控えめの大人のフレンチトースト!
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▽材料
バゲット

豆乳
グラニュー糖
バニラエッセンス
バター
ラム酒
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1.バゲットをお好みの大きさにカットします。
2.ボウルに、卵・豆乳・グラニュー糖・バニラエッセンスを入れてよく混ぜ合わせます。
3.2.に1.を入れ、15分程冷蔵庫で寝かせ、裏返しにして更に15分程漬けておきます。
4.温めたフライパンにバターを敷き、まんべんなく広げます。
5.4.に3.を並べ、フタをして弱火で焼きます。
6.5.を裏返してラム酒を入れ、ラム酒がなくなるまでフタをして蒸し焼きにします。
7.器に盛り付け、お好みのソース等を添えれば、出来上がり♪
★フタの開け閉めは極力少なく&素早く!
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▼パンプディング~チョコ味
休日のゆったりした朝に贅沢なフレンチトーストはいかがでしょうか~♪
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▽材料
バゲット
板チョコ

牛乳
グラニュー糖
バニラエッセンス
無塩バター
粉糖
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1.バターを温室に戻しておきます。
2.オーブンを180℃に予熱しておきます。
3.バゲットを適当な大きさにカットしておきます。
4.ボウルに、卵・グラニュー糖を入れ、人肌に温めた牛乳を少しずつ加えて混ぜ合わせます。
5.4.にバニラエッセンスを加えます。
6.バットに5.を半分流し入れて、3.を入れて染み込ませます。
7.耐熱容器にバターを塗り、6.と砕いた板チョコを交互に重ね入れます。
8.7.に、残りの5.を回しかけて、オーブンで30分程焼きます。
9.粗熱を取り、粉糖を振りかければ、出来上がり♪
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▼フレンチトースト~おつまみ仕立て
甘くないフレンチトースト!簡単なのにコクのあるおつまみ…たっぷりの玉ねぎと一緒に♪
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▽材料
バゲット

牛乳

玉ねぎ
マヨネーズ
ポン酢
オリーブオイル
黒コショウ
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1.バゲットをお好みの大きさにカットします。
2.ボウルに、卵・豆乳・塩を入れてよく混ぜ合わせます。
3.タッパーなどに1.を並べ、2.を流し入れ、3~5時間程置きます。
4.温めたフライパンにオリーブオイルを敷き、弱めの中火で3~4分ずつ両面を焼きます。
5.玉ねぎをスライスし、塩で揉んでしんなりさせます。
6.マヨネーズとポン酢を混ぜ合わせておきます。
7.器に盛り付け、5.をのせて6.をかけ、黒コショウをふりかければ、出来上がり♪
★時間がない場合は、バゲットにフォークなどで数箇所穴を開け、よく染み込ませましょう。
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▼パングラタン~和風
マカロニグラタンも美味しいけど、パングラタンも旨し!パーティーのメインにも~♪
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▽材料
バゲット
きのこ(シメジ・マイタケ・シイタケなど)
玉ねぎ
ブロッコリー
ベーコン

生クリーム
コショウ
白みそ
昆布茶

ピザ用チーズ
バター
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1.バゲットを一口大にカットし、バターを塗ったグラタン皿に入れておきます。
2.きのこの石づきを切り落とし適当な大きさにカット、小房に分けておきます。
3.玉ねぎは薄切りにスライスしておきます。
4.ブロッコリーは小房に分け、熱湯でサッと茹でておきます。
5.ベーコンは、1cm幅にカットしておきます。
6.ボウルに、卵・生クリーム・コショウ・白みそ・昆布茶を入れて、良く混ぜ合わせておきます。
7.オーブンを180℃に予熱しておきます。
8.フライパンにバターを熱し、4.を炒めます。
9.8.に、2.と3.を加えて炒め、しんなりしてきたら、塩・コショウして取り出し冷ましておきます。
10.6.に9.を入れて混ぜ合わせ、1.に流し入れます。
11.10.に5.を並べて、ピザ用チーズをかけます。
12.180℃に予熱しておいたオーブンに入れ、表面に焼き色がつくまで焼けば、出来上がり♪
★玉ねぎを、長ネギ(白ネギ)にしても美味~♪
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▼フタッフドバゲット~ポテサラ
バゲットの中に具材を詰め込んで、オーブントースターで温めてホットサンドに!
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▽材料
バゲット
ポテトサラダ
ベーコン
ピザ用チーズ
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1.ベーコンを1~2cm程の薄切りにし、フライパンでカリカリに炒めます。
2.バゲットの両端を切り落として、中身をくり抜きます。
3.ポテトサラダに、1.とピザ用チーズを混ぜ合わせます。
4.2.に、3.を詰め込みます。
5.アルミホイルで包んで、オーブントースターで10~15分程焼きます。
6.5.を食べやすい大きさにカットすれば、出来上がり♪
★具を詰めすぎると、バゲットが割れてしまうのでご注意ください。
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▼オニオングラタンスープ
炒めた玉ねぎの甘味が詰まったスープ♪お腹も心も満たされる一品!
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▽材料
バゲット
玉ねぎ

コショウ
バター
スープの素(コンソメ)
ピザ用チーズ
パセリ
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1.バゲットは、適当な大きさにカットし、オーブントースターでカリッと焼いておきます。
2.オーブンを200~250℃に予熱しておきます。
3.玉ねぎを薄切りにスライスしておきます。
4.フライパンにバターを熱し、3.を入れて塩・コショウを振り、中火で炒めます。
5.4.の鍋底が焦げ始めてきたら、こそげ落とすようにして弱めの中火で飴色になるまで炒めます。
6.5.に水・スープの素を入れ、フタをして中火で加熱し、沸騰したら火を止めます。
7.耐熱容器に6.を入れ、1.をのせてピザ用チーズをのせます。
8.予熱しておいたオーブンに7.を入れ、チーズが溶けるまで加熱します。
9.オーブンから取り出し、パセリを振りかければ、出来上がり♪
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▼アヒージョ~和風
シイタケと明太子の和風アヒージョ!お酒のおつまみにピッタリ~♪
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▽材料
バゲット
明太子
シイタケ
ニンニク
オリーブオイル
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1.バゲットは、適当な大きさにカットします。
2.シイタケの軸を切り取り、笠の部分に明太子を詰めます。
3.アヒージョ鍋に、つぶしたニンニクと2.を入れます。
4.3.にオリーブオイルを、シイタケが1/3程漬かるぐらい注ぎ入れます。
5.4.を弱火にかけ、シイタケがしんなりしてきたら、フライパンのままテーブルに出します。
6.バゲットを添えれば、出来上がり♪
★アヒージョ鍋がない場合は、オシャレ度は激減するけど小さめのフライパンで大丈夫!
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▼おつまみ炒めクルトン
揚げずに炒めて作るから簡単お手軽~♪クルトンざっくざっくと楽しみましょう!
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▽材料
バゲット
オリーブオイル
黒コショウ
粉チーズ
ドライバジル
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1.粉チーズとバジルを混ぜ合わせておきます。
2.バゲットは一口大~お好みの大きさにカットします。
3.2.にオリーブオイルを染み込ませ、黒コショウを振りかけます。
4.フライパンに3.を入れ、薄いキツネ色になるまで炒めます。
5.熱いうちに、4.に1.をからめれば、出来上がり♪
★ドライバジルがなければ、ドライパセリでもOK!熱いうちに混ぜ合わせてください。
★サラダに混ぜ合わせても美味~♪スープのトッピングにも大活躍!
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▼手作りラスク~シナモンシュガー
砂糖をキャラメーゼしてカリカリのラスクに~♪
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▽材料
バゲット
無塩バター
グラニュー糖
シナモン
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1.バゲットは、1cm程の厚さにカットします。
2.フライパンにバターを熱し1.を加え、カリカリになるまで炒めます。
3.焼き色が付いたら、グラニュー糖を加えて溶かしながらからめて冷まします。
4.器に盛り、シナモンを振りかければ、出来上がり♪
★シナモンが苦手な方は、メイプルシュガーに代えて作ってください!
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▼手作りラスク~しみチョコ
余りモノがオシャレに変身!バレンタインにプレゼントしたら喜ばれそう~♪
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▽材料
バゲット
チョコレート
牛乳
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1.バゲットは、1cm程の厚さにカットします。
2.オーブンを170℃に予熱しておきます。
3.フライパンに刻んだチョコレートと牛乳を入れ、温めながら溶かし混ぜ合わせます。
4.3.に、1.を両面浸します。
5.オーブンで30分程焼けば、出来上がり♪
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▼手作りラスク~黒ゴマ
コクのある変わりラスク♪見た目にもインパクトあり!
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▽材料
バゲット
無塩バター
生クリーム
砂糖
いりごま(黒)
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1.バゲットは、1cm程の厚さにカットします。
2.オーブンを130℃に予熱しておきます。
3.小鍋に、無塩バター・砂糖・生クリームを入れて火にかけます。
4.3.が沸騰したら、木ヘラで混ぜながら軽く煮詰めます。
5.ペースト状になったら、いりごまを加えて混ぜ合わせます。
6.1.の表面に5.を薄く塗ります。
7.オーブンで30分程焼けば、出来上がり♪
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もう、1人で1本を1日で完食しようとして、嫌々食べ続けなくても大丈夫!
これで、パン屋さんに行って焼きたての香りに誘われて、つい買い過ぎてしまっても大丈夫!
一人暮らしだから、長いから(笑)と、買うのを躊躇していたフランスパン!
どうぞ、食べたい時、好きな時にどんどん皆さまお買い求めくださいませ~♪

ヨーロッパでは、比較的日本より乾燥した気候であることが多いので、パンもすぐに乾いてしまいます。しかし、日本は湿気大国…固くなる前にカビが生えてしまうこともあります。そうなった場合は、潔く捨てましょう!

固くなったバゲットのリメイクレシピをご紹介いたしましたが、実は、再びふわふわに復活させる方法があります。
放置して固くなってしまったパン(バゲット以外も)で、賞味期限は過ぎていなくても、ボソボソでおいしくなくなった場合にも是非お試しください!

▼固くなったパンのふわふわ復活法
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●電子レンジで温める
固くなったパンを水で湿らせたタオルやキッチンペーパーにくるんで、電子レンジで10秒程チンします。
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●200℃のオーブンで5~10分焼く
オーブンを200℃に設定して、ベーキングシートを敷き、パンを5~10分程焼きます。
(オーブンによって温度も若干異なるので、時間を調整してください。焦げないように目を離さないで!)
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●アルミホイル+オーブントースター
アルミホイルの内側に霧吹きをしてパンを包んで、オーブントースターで焼き上げます。
(オーブントースターは、予め温めておきましょう!)
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●蒸し器を使う
蒸し器で水分を含ませて温めます。焼きたてのように、ふわふわもちもちに~♪
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●フランスパンなら紙袋ごと電子レンジでチン
買うときに入れてもらった紙袋などに入れて、霧吹きで水をかけ、そのまま電子レンジで軽くチンします。
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●霧吹き+フライパン
パンの両面に霧吹きをしてフライパンに置き、フタをして中火で2分程で蒸し焼きにし、裏返して焦げ目を付けると、そのままトーストとしていただけます。食パンやスライスしたバゲットなどにオススメ!
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●新しいパンでサンドする
古くて固くなったパンを、新しくふわふわなパンの間に挟みます。
(新しいパンの水分を古いパンが吸収して柔らかくなるそうです…新しいパンはパサパサにならないのか!?)
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●セロリと一緒に袋へ入れる
ビニール袋に古くなったパンとセロリを入れて一晩寝かせておくと、翌朝にはふわふわなパンになっているらしい。
(これはパンがセロリの水分を吸うからだそうですが、翌朝のセロリはカラカラに干からびているらしい…)
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最後のセロリは、どうなるのか興味深深!ちょっと実験してみたいですが、古く固くなったパンとセロリが同時期にあるタイミングがあるかどうか…(笑)。因みに、セロリは香りがキツイ野菜のイメージがありますが、パンがセロリの水分を吸収しても匂いがつくことはないそうです。

パンが固くなってしまうのは、水分が失われてしまうから…しっかりと密閉することが大切です。買ったら袋を開けず、食べる寸前まで、そのままの状態で常温保存しておくのがベストです!

1日以上保存するなら“冷凍”するのがベターな方法。袋を開けて1日以上置く場合には、冷凍する方が品質を保つことができます。パンは、1個づつラップをして空気をできるだけ抜き、ジッパー付きのビニール袋に入れて、個々で冷凍するのがポイントです。食べるときは、食パンの場合ならそのままトーストしてOK!食パン以外のパンは、3~4時間程自然解凍してから、霧吹きをしてアルミホイルに包んで、オーブントースターで焼くとふんわりと焼きあがります~♪


固くなったパンでも復活させる方法はいっぱい!
古くなっても、固くなっても、美味しくさせる方法で、パンを残さず最後まで食べきりましょう~♪