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グルメ&レシピ

今年のこの暑さはいったいナンなんでしょう!夏は暑いものだとはわかってはいるけれど、この暑さは異常だと思います。直射日光や照り返しだけでなく、空気自体がジリジリと肌に痛い…扇風機を回してみたところで、涼しさなんて微塵も感じられません。百歩譲って日中の暑さは“夏だから…”というコトで、受け入れられてたとしても、夜になっても日中の暑さが毎日続くと、身体を休める時間がありません。どんなに暑い熱帯夜でも、明け方になると気温が下がるのが日本の夏!夏にキャンプに行って、テントで寝ていたら、明け方の涼しさに“さっぶぅ~”って目覚めた経験ってありますよね。結局、お日さまが出るまでのほんのひとときなんですけど…また、日が昇れば“あっつぅ~~”って真夏の暑さになってしまうんですから。でも、1日のうちで1回ぐらい空気も地表もクールダウンして仕切り直ししないと、地上の生き物たちや、地中や水中の生き物たちも、この暑さを乗り切ることができないですよ!このクールダウンのひとときって、地球や生物にとっては大切な時間なんだと思うのです。あの明け方のひとときが、また体感できる日々が戻ってきますように…と祈るばかりです。
とにかく暑い!暑過ぎる!!皆さまも、熱中症に注意して、体調を管理に十分注意してください。

そんな猛暑?酷暑の中、台所に立つにはそれなりの覚悟が必要!汗でドロドロになりながら料理をするのは相当の覚悟が必要です。料理を作るとき、台所は自宅で一番暑い場所になります。ただでさえ暑いのに火をつけて、汗だくになりながら料理を作るのは堪えがたい苦痛…もやはコレは拷問!?体調だって壊しかねません。そう、夏の台所は、“火”と“汗”との戦い!暑いからといって台所で扇風機を付けて、コンロの火が消えたりしたら大変だし、夏場の台所では、タオルを首に巻いて、うちわでパタパタするのが関の山。
そんな真夏の台所での調理には、電子レンジが便利!暑い夏の台所作業はレンジにお任せできれば…。少しは涼しい顔のままで、お料理できるかも~♪

電子レンジはいろいろな料理が作れる便利な家電ですが、皆さん上手に使いこなしておられますか?私は全然ダメです。うまく使いこなすことができず、いまだに「温め」と「解凍」ぐらいしか使っていないのが現状です。
電子レンジって、イロイロな料理を簡単に時短で作れちゃう魔法のような家電なんですって!フライパンや鍋なんて要らないらしい…そうなると、洗い物だって少なくなるってコトで、後片付けも楽チンに?油も控えめで済むからヘルシーなのもいいですね♪調理時間が短くて、後片付けも楽になるなら、かなりの時短が期待できますね~。

これは“電子レンジはよくわからないから苦手…”なんて敬遠してる場合ではない!
「温め」と「解凍」だけにしか使っていないなんてもったいない!うまく使わなきゃ損!?
「豆腐の水切り」「乾物をもどす」などの「下ごしらえ」も時間と手間をかけずに簡単にできて、「蒸す」などの下ごしらえをアレンジしただけで、簡単に一品料理が作れるという電子レンジ♪便利!簡単!時短!

今年の夏は耐えがたき酷暑なので、フライパン・お鍋大好きな私もこれを機会にちょっと電子レンジに挑戦してみようかと思います。いきなり電子レンジだけで料理するのも不安が残りますので、まずは時間と手間がかかる「下ごしらえ」を電子レンジでやってみることにします!
電子レンジの達人の皆さまには申し訳ございませんが、今月は電子レンジ初心者の私にお付き合いくださいませ。

まずは、電子レンジで使える容器と使えない容器をご紹介いたします。電子レンジは、火を使わず短時間で簡単に食品を温められる便利な家電です。お弁当を温めたり、料理の下準備をしたりと主婦の強い味方の電子レンジ。しかし、温め過ぎると温度が上がり過ぎてしまい、火傷や容器破損などの危険があるのをご存知ですか。電子レンジを使うときは、食品だけでなく容器にも気を付けなければなりません。

▼電子レンジで使える容器
電子レンジに食材を入れて温めると、水分を含む食材は最高で100度、油を含んだ食品は120度以上に温度が上がります。もちろん、数分加熱するだけではこれほどの高温にはなりませんが、長時間の温めは温度も上昇させてしまいます。中には、高温に耐えられない容器もあるので、使用前に必ず電子レンジで使えるものか確認してみましょう。
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■耐熱性ガラス
耐熱性は高温にも強いため、電子レンジに使用することができます。ただし加熱後、急冷すると割れてしまう恐れがあるので注意してください。また、電子レンジの「オート機能」を使う場合は、中身が高温になり過ぎて蓋が飛ぶことがあるので、蓋を外して使うようにしてください。
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■耐熱性プラスチック
プラスチック容器の場合は「電子レンジ使用可能」表示があるものを選んでください。耐熱のプラスチック容器は、耐熱温度140度以上となっています。ただし、容器は耐熱でも蓋が耐熱でない場合もあるで、外して使うことをお勧めします。また、油脂や糖分が多いものは高温になりやすく、耐熱性のプラスチックでも溶けることがあります。
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■陶器・磁器
陶器、磁器も電子レンジで使う事ができますが、金、銀箔が入っているものは使えません。金属は電子レンジで使うと、火災の原因になるので避けるようにしてください。また、陶器や磁器は熱が伝わりやすいため、電子レンジから取り出すときに火傷をしないように注意してください。
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■ラップ
ラップも、耐熱140度以上の物を使ってください。ただし、油分が多い食品は高温になるので使うことができません。また、ポリエチレン製のラップは溶けて燃えることがあるので、使うことはできません。
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■ポリプロピレン(PP)製の容器
コンビニやスーパーで買ってきたお弁当を、電子レンジで温めて食べることがあるはずです。お弁当やお惣菜の容器は、ポリプリピレン製の容器なら電子レンジで温めることができます。容器に『PP』と書いていればポリプロピレン製です。
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▼電子レンジで使えない容器
反対に、電子レンジで使えない容器も一緒に覚えておくと便利です。短時間であっという間に温度が上がる電子レンジは、「短い時間なら大丈夫」と使えない容器で加熱すると、思わぬ事故を招く恐れがあるのです。電子レンジを長く使うためにも、また安全に使うためにも、入れる食品だけでなく容器にも気を付けてくださいね。
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■耐熱性が無いガラスやプラスチック
耐熱性が無いガラスやプラスチックは、高温に耐えることができません。ガラスが割れたり、プラスチック容器が溶けることもあるので使用はしないようにして下さい。また、強化ガラスも熱には弱いため、使うことができません。
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■水分を多く含む容器
水分を多く含む容器とは、竹製品(ざるやかごなど)、紙製品(紙パックなど)、漆器製品(お椀など)、木の製品(お椀など)のことです。食品だけではなく、容器自体の水分にも電子レンジの電波が作用してしまい、容器の過熱による変形や一部が燃えてしまう危険もあります。
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■金属製の容器
金属は電子レンジの電波を反射する性質があり、その際に火花が発生します。火災の原因になるので、使用することはできません。また、アルミや銀カップなども同様です。お弁当に銀カップを使っている場合は、取り省いてから加熱してください。
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■ホーロー製のもの
ホーロー製のものは、見た目が陶器に見えるため電子レンジで使えるように思うかもしれません。しかし、ホーローは外見が陶器ですが内部に金属を使用しています。そのため、金属の容器と同じ扱いになり、使用することはできません。
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■ポリスチレン(PS)製の容器
お惣菜やお弁当を買ったとき、容器に『PS』と書いていれば電子レンジで加熱することはできません。ポリスチレン(PS)製の容器は、耐熱温度は70~90℃前後なので電子レンジで加熱すると、変形や容器が溶けだす恐れがあります。
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■ペットボトル
今では、コンビニなどでホットのペットボトルが販売されています。しかし、ホットのペットボトルがあるからと言って、電子レンジで温めることはできません。蓋をしたまま加熱すると、ペットボトルが破裂する危険があります。また、ペットボトルは60度を超えると容器が変形してしまいます。ペットボトルの飲み物は、必ず別の容器に移してから加熱してください。
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中には容器に表示が無く、電子レンジに使えるのか使えないのかが、分からない物もあるのではないでしょうか。そんな時は、あえてその容器は使わないようにした方が良いでしょう。確実に使える容器に移してから加熱してください。爆発や火災の恐れももちろんですが、プラスチックやラップが溶けて、体内に入ることも考えられます。安全性と健康を考えるのも大切です。

次に、電子レンジで「下ごしらえ」するメリットとは…
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◎早い・簡単!調理時間の短縮に!
豆腐の水切りや乾物の戻しは、電子レンジを使えば簡単かつとても早く行うことができます。それ以外の下ごしらえも電子レンジで行えば、調理時間全体を短縮することができます!
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◎野菜はゆでるよりビタミンキープ
野菜に多く含まれているビタミンBやCは水に溶けやすい性質があるので、鍋で野菜をゆでると減少してしまいます。ゆでるかわりに電子レンジを使って蒸すと、短時間で急速に加熱ができ、栄養素を損ないにくくなります。例えば、ビタミンCが多いブロッコリーの場合、鍋でゆでた時よりも1.5倍の量のビタミンCが残ります。
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◎火を使わずに安全・あと片付けも楽ちん
火を使わないので、安全に調理ができます。電子レンジで行えば、鍋などの調理器具も使わず、あと片付けも楽ちんです。
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今年の夏は暑過ぎる…キッチンは“火”と“汗”との戦い!?“チン”して楽チン調理~レンジマスター♪になれば、少しは台所で涼しい顔ができるかも!どうも電子レンジは苦手で、フライパンやお鍋のようには好きになれないのだけれど、せっかくの文明の利器~遅ればせながら活用してみることにします。目指せ!レンジマスター♪

●電子レンジで「野菜の下ごしらえ」に挑戦!
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▽電子レンジでの野菜の下ごしらえの基本ルール
ラップかポリ袋に入れて加熱!
電子レンジは野菜の水分で火を通すので、水分の蒸発をできるだけ防ぐために、ラップに包むか、ポリ袋に入れて加熱します。それをしないと加熱ムラや蒸発しすぎて、パサついてしまいます。
★ラップおよびポリ袋は、電子レンジ対応のものを使いましょう。
★容器に入れる場合は、耐熱性のものを使用し、金属性の模様等の入っていないものを使いましょう。
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▽どのくらい加熱するかは、野菜ごとに違ってきます。
電子レンジは食品自体の水分の発熱によって調理するので、野菜の種類や火が通りやすいかそうでないかによって、加熱時間が変わってきます。分量が重くなれば、その分加熱時間も長くなります。
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野菜を切る場合は、熱が均一に通るように形や大きさをそろえて切ります。野菜は水洗いしたら軽く水気を切るだけで、ぬれたままの状態にします。野菜の量や大きさによって、「ラップまたは水でぬらして軽く絞った厚手のクッキングペーパーで直接包む」「耐熱皿を使い、水でぬらして軽く絞った厚手のクッキングペーパーではさむ」あるいは「耐熱皿に並べて上からラップをかける」などの方法で加熱します。ラップのかわりに水でぬらした厚手のクッキングペーパーを使うと、「食品の中の水分」と「クッキングペーパーに含んだ水分」からの蒸気でおいしく蒸すことができます。また加熱中に出た余分な水分もクッキングペーパーが吸収します。

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▼葉野菜系
加熱時間:100gあたり1分程(600W)
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▽材料
ほうれん草
小松菜
キャベツ
白菜
もやし
ニラ
…など
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洗ってラップかポリ袋で包んで100gあたり1分程加熱します。
火が通った目安は、茎がしんなりするまで。

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▼花蕾野菜系
加熱時間:100gあたり1分半程(600W)
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▽材料
ブロッコリー
カリフラワー
アスパラ
さやいんげん
…など
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洗って食べやすい大きさにカットするか、小房に分けてラップかポリ袋で包んで100gあたり1分半程加熱します。
野菜の色が鮮やかになり、しんなりすれば火が通った合図です。

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▼根菜類
加熱時間:100gあたり2分程(600W)
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▽材料
じゃがいも
大根
玉ねぎ
茄子
かぼちゃ
…など
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洗ってヘタや種をとり、ラップかポリ袋で包んで100gあたり2分加熱します。
イモ類は中心から火が通るので、押して柔らかければ火が通っています。
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●電子レンジで「肉の下ごしらえ」に挑戦!
電子レンジを使って肉も簡単に蒸すことができます。特に鶏肉は、厚みがあり火を通すのに時間がかかりますが、電子レンジを使えば、早くしっとり蒸しあがります。
厚手のクッキングペーパーを使うと、余分な水分や油分を吸いとりながら鶏肉をおいしく蒸すことができます。
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▼蒸し鶏
加熱時間:200gあたり4分程(600W)
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まず、フォークなどを用いて、鶏の皮に数箇所穴をあけます。
ぬらして軽く絞った厚手のクッキングペーパーを耐熱皿の上に敷きます。
この時、皮の破裂を防ぐため、皮を下にして入れましょう。
ここで酒をふると臭みが消えます。(鶏肉200gあたり酒大さじ1/2)
上からもう1枚ぬらしたクッキングペーパーをかけて、加熱します。
中までしっかり加熱できているか確認しましょう。
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●電子レンジで「魚の下ごしらえ」に挑戦!
面倒と思われがちの魚料理も、電子レンジを使えば毎日でも食べたくなるおいしい1品が簡単にできます。魚料理のレパートリーも増やせます!この時、クッキングシートを使うのが、おすすめ。「クッキングシート」には、液体の汁は通さないのに蒸気を良く通すという性質があるため、肉や魚、野菜を包んで、電子レンジで蒸す料理に適しています。食材がくっつかないので油を使う必要もなく、とってもヘルシーです。
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▼切り身魚蒸し
加熱時間:1切れ(80g)あたり1分40秒程(600W)
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クッキングシートの上に切り身魚をのせます。
塩少々と1切れあたり大さじ1/2の酒をかけ、クッキングシートの両端をねじって包みます。
耐熱皿にのせて電子レンジで加熱します。
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●電子レンジでイロイロ「下ごしらえ」に挑戦!
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▼豆腐の水切り
加熱時間:1丁(350g)あたり3分20秒程(600W)
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厚手のクッキングペーパーで包み、耐熱皿の上にのせて、電子レンジで加熱します。

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▼油揚げ・厚揚げの油抜き
加熱時間:1枚(30g)あたり20秒程(600W)
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水でぬらして軽くしぼった厚手のクッキングペーパーで包み、耐熱皿の上にのせて、ラップをかけずに加熱します。

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▼コンニャクのアク抜き
加熱時間:1枚(200g)あたりで2分30秒程(600W)
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コンニャクはさっと水洗いしてスプーンでひと口大にちぎり、厚手のクッキングペーパーに包んで加熱します。
こうすることでコンニャクから出る臭みのある水気を吸い取ります。

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▼しらたき・糸コンニャクのアク抜き
加熱時間:100gあたり2分程(600W)
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しらたき(または糸コンニャク)はザルにあけ、さっと水洗いしてから軽く水を切ります。
耐熱ボウルに入れて隙間をあけてラップをかけ、加熱します。
出てきた余分な水気を切ります。

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▼干ししいたけを戻す
加熱時間:干ししいたけ4枚に、水1カップあたり3分弱程(600W)
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耐熱ボウルに干しシイタケ(4枚)と水(1カップ)を入れて、しいたけ全体をぬらします。
石づきを下にすると早く戻ります。
隙間をあけふんわりとラップをかけて加熱し、そのまま5分程置いてやわらかくします。

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▼乾燥ヒジキ・切り干し大根を戻す
加熱時間:乾燥ヒジキ・切り干し大根10gに水1カップあたり3分弱程(600W)
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耐熱ボウルに、乾燥ヒジキ(10g)と水(1カップ)を入れてざっと混ぜます。
隙間をあけふんわりラップをかけて加熱し、そのまま5分おきます。
ザルにあけて水洗いしたあと、水気をきちんと切りましょう。

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▼カリカリベーコン
加熱時間:ベーコン5枚(70g)あたり約2分10秒程(600W)
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耐熱皿に厚手のクッキングペーパーを敷き、ベーコンを1枚ずつ並べます。
その上にクッキングペーパーをかけて加熱します。
クッキングペーパーが余分なベーコンの油分を吸収し、カリカリベーコンができます。
サラダ、冷奴やスープのトッピングとしてのせておいしく食べられます。

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▼クルトン
加熱時間:食パン(8枚切り1枚)あたり約2分程(600W)
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食パンを1㎝角に切り、クッキングシートを敷いた耐熱皿の上に広げてのせ、加熱します。
とりだして、バットなどに広げて冷まします。
クッキングシートを使うと、蒸気を通すのでパンの下側も水分がしみ込こまず、カリカリになります。
スープやサラダのトッピングに使えます。
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誰でも知っているような電子レンジの初歩的な調理方法ばかりで申し訳ございません。電子レンジの達人の皆さまは、初心に戻っての復習として一読いただければと思います。
電子レンジが苦手で「温め」チン!だけでしか電子レンジを活用していない方は、是非とも今回の「下ごしらえ」に挑戦していただいて、暑い夏の台所で少しでも涼しい顔で、お料理することができればうれしいです~♪

「下ごしらえ」に電子レンジを上手に活用すると、時短できると同時にお金の節約にもなるようです!
野菜を下ごしらえで加熱する場合、少量であれば電子レンジを使った方が時間もコストもお得♪
材料だけが加熱されて、お鍋などを加熱する分の電気代がかからない…ゆでる調理の場合、まずは食材をゆでるためにまとまった量のお湯を沸かさなければなりませんが、電子レンジの場合には食材に含まれている水分や、表面についている水分を効率良く加熱することができるので、その分の時間やコストを節約することができるわけです。



電子レンジを上手に使って時短と節約に挑戦!
“チン”して楽チン調理~レンジマスター♪
今年の夏は、灼熱台所の“火”と“汗”との戦いに勝利できるかも…