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グルメ&レシピ

例年にない程の大雪で大変だった今年の冬もようやく終わり、そろそろゆっくりと春がやってきたようです。しかし、破天荒(!?)な最近のお天気は、予想し得ない天候をもたらすかもしれないので、まだまだ油断はできませんね。
3月といえども、雪のチラつくような寒い日はあります。毎年3月の中旬に、地元では結構有名なお祭りが2日間の日程で行われるのですが、1日目がポカポカ陽気でも、2日目に雪がチラつく寒い日になるのが定番!1日目は春の装いで出かけても、2日目は真冬並みの装備で出かけなくてはならないので、お祭りが終わるまでは冬物は片付けない…というのが、この辺りでの決まりごとになっています。
ポカポカ陽気な日と急に冷え込む日が入り乱れるこの時期、寒暖に応じた服装で鼻水が垂れることのないように体調管理をしっかりと!なにはともあれ、とにかくまずは“元気”が一番です。

3月の行事といえば、ひな祭りですね。女の子の健やかな成長を祈る節句♪ひな人形に桜や橘、桃の花などを飾り、雛あられや菱餅などをお供えして、甘酒やちらし寿司やハマグリのお吸い物などを食べてお祝いする日本の伝統行事です。3月3日が過ぎると、とっとと仕舞わないと婚期が遅れる…なんていう話を耳にしますので、もうひな人形は片付けられているかもしれませんね~。でも、このお話には、何の根拠もないそうですよ。ひな祭りが終わって、翌日即撤去!なんてちょっと味気ないような気もします。
ひな人形を飾る時期は、地域によって様々のようです。お正月が終わったらすぐに飾るところもあれば、節分が終わってからじゃないとダメだとか、良い日を選んでとか…。一般的によく言われるは、ひな祭りは春を迎える節目の行事だから、春が来たらひな人形を飾るパターン。暦の上で“春が来た”というのは、立春になるので、節分の豆まきで厄払いしお清めした後で、ひな人形を飾ることが多いようです。カレンダーを見ると「雨水」という日があります。この日は“氷が解けて水に、雪が解けて雨になる”という意味の日で、この日を境にして本格的な春が近づいてくるとされています。農作業の準備が始まる時期でもあり、“良縁に恵まれる”という言い伝えもあるようで、ひな人形を飾る日として好まれているそうです。今年の「雨水」は2月19日でしたが、その後も雪が降ったりして、なかなか“雪が解けて雨にはなる…とはいかなかったですが、南北に長い日本列島のことを考えると地域によって気候が大きく異なるのも当たり前のことですから、「雨水」というのはあくまでも暦の話ということです。日本では、事始めや何かをする時には「大安」が良いとされていますよね。そんなわけで、ひな人形も“大安吉日”に飾り付けされることが一般的に多いようです。
女の子が生まれると、その子の初節句にひな人形を買ってお祝いするようですが、我が家の場合は曾祖母から代々譲り受けている年代もののひな人形なので、日を選ぶというより天候重視です。ひな人形はかなりデリケートな品物なので、雨の日には絶対に出し入れしません。乾燥しすぎもダメなので、晴れた日の午前中に飾り付けます。飾る部屋も直射日光、エアコン、ストーブなどは厳禁!だから、飾り付けたひな人形を愛でる時は、寒くて鼻水が出たりします(笑)。お客様が来た時も同様で、コートを着たままでひな人形を愛でてから、暖房の入った別室でお茶するって感じです。それでもひな人形を飾り付けると、寒いのに必ず毎日会いたくなるし、見に来てくれる方がいらっしゃる…我が家のひな人形は本当に愛されているんだなぁ~とつくづく思います。ひな人形を飾ったら、その部屋で走ってはいけない!絶対にお顔に触ってはいけない!これが我が家の掟でした(笑)。
もちろん、ひな人形を仕舞うのも天候が最優先!雨の日には絶対に片付けません。我が家では、旧暦まで飾り続けるので、4月中旬頃の晴れた日の午前中に片付けられます。学校に行っている時期は、学校から帰ってきたらひな人形が片付けられてしまっていて、その日に限って朝バタバタで「遅刻!遅刻!」って感じでひな人形に挨拶なしで出かけたりしてるんですよ。「何で今日片付けるって言うてくれへんかったん!?」なんて、言い争いになる年もありましたねぇ…懐かしい思い出です。確かに、ひな人形を飾り付けるのも仕舞うのも、ちょっとした労力を使いますから、用事がない時間のある日で、天気が良い日に「よし!」と気合いを入れないとなかなか出来ない作業です…まさに“思い立ったが吉日”ってな感じです。

ひな祭りで思い出すのは、生まれて初めて口にした“甘酒”のこと。我が家では、ひな祭りに甘酒を飲むという習慣はありませんでした。桃の花と菜の花を飾って、雛あられや菱餅をお供えして、ちらし寿司を作って…甘酒もなかったけれど、そう言えばハマグリのお吸い物も食べたことないなぁ~。きっとハマグリは高かったから…だと思います(笑)。ひな祭りに限らず、ハマグリのお吸い物と甘酒は、おばあちゃん宅に行っても、親戚の家に行っても、なぜか出てきたことはなかったです。
生まれて初めて口にした“甘酒”は、私が小学1年生か2年生のひな祭りの時期でした。幼馴染のあきおちゃんのお家に遊びに行った時に、あきおちゃんのおばあちゃんから「甘酒作ったよ~」と呼ばれて、2階から1階の台所に行ったのを今でも覚えています。「“あまざけ”って聞こえたけど、子どもがお酒なんて飲んだらあかんやろ…」と思いながら階段を下りて台所に行くと、おばあちゃんがコンロの上の片手鍋からお玉でお湯のみに白い液体を入れてくれました。甘酒なんて見たことも飲んだこともなかったので、ビックリですよ。まず、コンロの上の片手鍋からお玉で…というところが、私の想像を超越していました。飲み物なのに「なんで“片手鍋からお玉”なん!?」…そんな光景は、お味噌汁だけでしょ。甘酒と言われたけど、お湯のみの中の液体はちょっとアイボリーがかっていて、ポツポツしていたのは覚えているのですが、味については全く記憶にありません。たぶん飲んだんだとは思うのですが…出してもらったものは、全部残さず食べる!飲む!が我が家の鉄則だったので。飲み終わって速攻で、家に帰ったことは覚えています。前後の情景はしっかりと覚えているのに、その時の甘酒の味だけは思い出せないのはなぜでしょう…私にとって、よほど衝撃的な出来事だったのかもしれませんね(笑)。
それから数十年以上の年月が経っていますが、それ以来“甘酒”を飲んだことは一度もありません。特別に避けてきた訳ではないのですが、飲む機会が一度もなかったから…という感じです。私の人生、甘酒とは全く縁がなかったのかもしれませんね~(甘酒以外のお酒は、ほぼ毎日(!?)美味しくいただいております~♪)。

皆さんは、“甘酒”飲まれたことありますか?ひな祭りのお祝いなどで飲む機会がやってくるのでしょうか?お正月に初詣や神社で振舞われていたりすることもあると聞いたことがありますが、そのシチュエーションでも私の場合は“御神酒”ばかりで、甘酒を振舞ってくれる神社に詣でたことは今まで一度もありません(どんだけ私は“甘酒”に縁遠いのか…)。
“甘酒”は昔から受け継がれてきた伝統的な甘味飲料であり、発酵食品です。ここ数年、いろいろな発酵食品が注目されていますが、近年では“甘酒”を飲むと美肌効果が期待できるということで、女性を中心に人気がでているそうです。昔から健康にいいと言われていた甘酒ですが、優れた栄養素を含んでおり、「飲む点滴」とも呼ばれているとか…皆さんはご存知でしたか?
健康・美容に良く、ダイエットにも効果のある飲み物といわれている“甘酒”なら、飲まずにいる理由がない…ということで、最近ではスーパーで手軽に購入もできると聞き、早速飲んでみようかな♪と言う話を友人にしたところ、「私は“甘酒”超苦手~2・3回飲んだことあるけど、やっぱ無理…」という答えが返ってきたのです。

後日“甘酒”購入。市販で飲みやすく多少加工してあるんだろうけど、確かに、ちょっとクセあるかも…こりゃ、苦手な人もいるかもね~

でも、栄養価が高くて、三大栄養素のたんぱく質・脂質・炭水化物がバランスよく含まれていて栄養も豊富。目の下のクマを改善したり、皮脂の抑制効果もあったり、ニキビを減らしたり、シミ予防に美白などの美肌効果も期待できる“甘酒”は、風邪予防にも最適で、身体の調子が悪い時の栄養補給としてもオススメ♪「飲む点滴」なんて言われています。

これだけ身体にイイ!と言われているのなら、是非とも甘酒が苦手な友人にも飲んで欲しい!ここ最近、やたらとお肌カサカサしているみたいだけれど、「苦手で無理」だって言ってたし。身体のためとは言え、嫌々鼻をつまんで甘酒を飲ますわけにもいかないし…こりゃ、どうしたもんだろう~ということで、そんな友人でも美味しく摂取できるように、今回は“甘酒”を使ったレシピをご紹介したいと思います。
“甘酒”が苦手な人も大丈夫な人も、美味しくてヘルシーな美肌レシピ!是非ともご賞味あれ~♪

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▼甘酒フレンチトースト
お砂糖も牛乳も使わないフレンチトースト!程よい甘さの優しい味~♪
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▽材料
食パン

甘酒
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1.卵を溶いて、甘酒と混ぜ合わせます。
2.食パンを1.に浸します。
3.食パンの中まで卵液が染みこんだら、フライパンで両面を焼けば出来上がり~♪
★焦げやすいので、中火でゆっくり注意して焼いてください。
☆食パンをフランスパンに代えてもOK!
☆卵液にすりおろし生姜を少々入れると、いつもとは一味違った風味が楽しめます。

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▼甘酒蒸しパン
優しい甘さでもっちり美味しい♪ふわふわの蒸しパンです!
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▽材料
甘酒
ホットケーキミックス
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1.甘酒とホットケーキミックスを混ぜ合わせます。
2.型に8分目程分け入れます。
3.お湯を沸騰させたお鍋に落し蓋を敷いて、2.を入れます。
4.10~15分程蒸したら出来上がり~♪
★竹串などを刺し、何もついてこないかを確認したら一旦火を止めて余熱で蒸して仕上げます。
★加熱しすぎると硬くなりますのでご注意ください。
☆甘酒とヨーグルトを混ぜて、ホットケーキミックスと混ぜ合わせてもGood!

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▼甘酒照り焼きチキン
甘酒で照りもツヤツヤ~♪鶏肉はしっとり柔らかジューシーな仕上がり!
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▽材料
鶏もも肉
甘酒
醤油
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1.鶏もも肉の皮目を、数箇所フォークで刺しておきます。
2.バットに甘酒と醤油を入れて混ぜ合わせ、1.を10分以上漬け込みます。
3.熱したフライパンに油をひいて、2.を皮目から焼きます。
4.中火で1~2分焼き、弱火にして5分程焼いたら、裏返して同様に焼きます。
5.両面に焼き色がついたら余分な油を取り除きます。
6.5.にバットに残った漬け汁を加え、弱火で煮詰めてとろみがついたら出来上がり~♪
★鶏もも肉が厚い場合には、厚い部分に包丁を入れておきましょう。
☆お好みですりおろしたニンニクと生姜をプラスすれば、元気モリモリ味に!
☆醤油の代わりにお味噌を使っても美味しいです!

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▼切干大根の甘酒煮
味付けは甘酒とお塩のみ!シンプル&簡単煮物~♪
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▽材料
切干大根
油揚げ
人参
甘酒

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1.油揚げと人参を、切干大根に合わせてカットします。
2.切干大根を軽くすすぎ洗いして、小さめのお鍋に入れます。
3.2.に切干大根がひたひたになる量のお水と甘酒を加え、お塩も入れて中火にかけます。
4.3.に1.を加え、そのまま水分が少なくなるまで煮ます。
5.水分が少なくなったら、中火より弱い火で混ぜながら水分を飛ばして煮詰めれば出来上がり~♪
★切干大根を水戻ししない分、栄養が逃げず旨味もたっぷりで歯ざわりもしっかりと残ります。
★最初は吹きこぼれないように気をつけて、最後は焦げつかないように気をつけてください。
★火を止めて余熱で味を染み込ませましょう♪

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▼甘酒玉子焼き
魔法の調味料♪塩麹と甘酒の最強コンビ!ひと味違う上品な甘さがクセになる一品
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▽材料

甘酒
塩麹
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1.卵を溶いて、甘酒と塩麹を入れて混ぜ合わせます。
2.玉子焼き器で焼けば出来上がり~♪
★焦げやすいので弱火から中火で焼いてください!
★弱火で気長に焼くと、ふっくら柔らかい厚焼き卵が出来ます。
☆甘酒入りの玉子焼きは、冷めてもふんわり~♪お弁当にもオススメです。

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▼甘酒プリン
甘酒の甘みだけのなめらかプリン♪優しい甘さなので卵のコクが味わえます。
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▽材料

牛乳
甘酒
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1.卵を溶いて、牛乳と甘酒をよく混ぜ合わせます。
2.1.を耐熱容器などに分け入れます。
3.お鍋に落し蓋を敷いて水と2.を入れます。
4.強火にかけて水が煮立ったら1分、フタをして弱火で10分蒸します。
5.火を消して5分程そのまま蒸らせば出来上がり~♪
★弱火にしないとプリンに“す”が入ってしまうのでご注意ください。
★粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やしてください♪
☆牛乳を豆乳に代えてもOK!

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▼甘酒わらびもち
甘酒の優しい甘みを感じる和スイーツ♪甘酒ときな粉の相性は抜群!
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▽材料
甘酒
くず粉
きな粉
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1.お鍋に甘酒とくず粉を入れて、粉が溶けるまで混ぜ合わせます。
2.1.を火にかけて、よく混ぜ合わせます。
3.とろみがついて全体にツヤが出てきて透明っぽくなってきたら、バットに取り出します。
4.乾かないように上からラップをして冷まします。
5.冷めたら、きな粉をふりかけながら切り分ければ出来上がり~♪
★焦げ付きやすいので、耐熱ゴムべらなどで絶えずかき混ぜてください。
☆くず粉がない場合には、片栗粉でもOK!

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▼甘酒と牛乳の白いゼリー
牛乳と甘酒を混ぜ合わせて固めるだけ!大人も子どもも楽しめるゼリー♪
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▽材料
甘酒
牛乳
粉ゼラチン
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1.粉ゼラチンに水を混ぜて、ふやかしておきます。
2.お鍋に牛乳を入れて温め、沸騰する前に火を止めます。
3.2.に1.を入れて、しっかりかき混ぜて完全に溶かします。
4.かき混ぜながら3.の熱がある程度とれたら、甘酒を入れて混ぜ合わせます。
5.容器に4.を分け入れて、粗熱が取れたらラップをかけ、冷蔵庫で冷やし固めれば出来上がり~♪
★甘酒を混ぜ合わせる適温は、牛乳が50℃くらいになってからです!
☆トッピングにきな粉や黒蜜をかけて、甘さをプラスしても美味しい~♪
☆トッピングにおろし生姜を足すと、甘酒の自然な甘さが引き立てられるので一度お試しあれ!

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▼甘酒ココアケーキ
栄養たっぷりの甘酒と米粉の簡単スイーツ♪しっとりココア風味のケーキです。
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▽材料

甘酒
豆乳

きび砂糖
米粉
ココア
ベーキングパウダー
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1.卵を溶いて、甘酒・豆乳・お塩・きび砂糖を混ぜ合わせます。
2.1.に、米粉・ココア・ベーキングパウダーを入れ、粉気がなくなるまで混ぜます。
3.2.の生地を型に流し入れます。
4.170℃に予熱したオーブンで焼き上げれば出来上がり~♪
★粉を入れてからは、混ぜすぎないようにご注意ください。
☆米粉を減らしておからパウダーを利用してもOK。
☆サイコロ状にカットしたクリームチーズを最後にザックリと混ぜると、味・見た目ともにアクセントに!

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▼甘酒ジンジャーパウンドケーキ
ジンジャーパンチ!焼きたてより冷めてからの方が甘みがよくわかる…優しいパウンドケーキ
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▽材料
薄力粉
ベーキングパウダー
甘酒
すりおろし生姜
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1.薄力粉とベーキングパウダーを混ぜ合わせます。
2.1.に、甘酒とおろし生姜を加えて、混ぜ合わせます。
3.パウンド型に2.を流し入れます。
4.170℃に予熱したオーブンで焼き上げれば出来上がり~♪
★竹串を刺してみて、何も付いてこなければ焼き上がりです。
☆パウンド型に生地を流し入れた後、お好みで胡桃などをトッピング!
☆生姜を入れない場合には、お塩や塩麹を加えて甘みを引き立ててください。

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▼甘酒ミルクアイス
甘酒で癒しのひとときを♪栄養満点のアイスでパワーアップ!
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▽材料
甘酒
牛乳
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1.甘酒と牛乳を軽く混ぜ合わせます。
2.1.を冷凍庫に入れて1~2時間程経てば出来上がり~♪
★甘酒が好きな方は、麹のツブツブがあるものがオススメです。
★甘酒が苦手な方は、甘酒をミキサーにかけてツブツブをなくして牛乳を多めにするのがオススメです。
☆牛乳を豆乳に代えれば、よりヘルシー!
☆出来上がりにきな粉をかけて和風アイスに~♪
☆レモン果汁や生姜シロップを加えて凍らせて、いろいろテイストを楽しみましょう。
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甘酒特有の優しい甘さを活かした砂糖不要の美味しくてヘルシーなレシピ♪それに、どれも簡単なものばかり!
これなら甘酒が苦手な人も、忙しくて料理に時間をかけられない人も、甘酒でスベスベの美肌を手に入れられるかも~。そのまま甘酒を飲む毎日に飽きてきた人がこれからも長く摂取を続けるためにも、甘酒を料理に活用するアレンジはオススメです!

さて、ここで“甘酒”について知っておかなければいけないことがあります。
初めて甘酒を口にした私が思った疑問…「子どもがお酒なんて飲んだらあかんやろ!」。甘酒レシピを作る前に、まずはこの問題を解決しておかなければなりません。

そもそも“甘酒”はお酒?それともお酒じゃない?

甘酒は米麹もしくは酒粕を原料とした、日本の伝統的な甘味飲料で、米麹を原料としたもの、酒粕を原料としたもの、米麹と酒粕の両方を原料としたものがあります。
米麹を発酵させ、でんぷん質を糖化して甘くした飲み物であればアルコールは含まれていません。でも、酒数を原料として作られた甘酒にはアルコールが含まれています。そもそも酒粕とは、日本酒のもろみを圧搾した後にできる搾りかすのようなもの。酒粕にはアルコール分が含まれているので要注意!甘酒のアルコール濃度は1%未満なので、お酒の分類としてはソフトドリンクになるのでしょうが、甘酒の作り方や飲んだ人のアルコール分解能力やその日の体調によっても左右されます。甘酒を飲んだ後に運転して、酒気帯び運転で警察に捕まったというニュースもあるので、子どもはもちろん妊娠中の人や、お酒に弱い人、運転する場合には飲まないようにしましょう。

お米と麹だけで作られる自然で優しい甘みで作られてアルコール成分が含まれない、最近話題の健康や美容に良いと言われている甘酒は…『米麹甘酒』と呼ばれるものです。米麹は、蒸したお米に麹菌を散布して繁殖させて作ります。それにお米を発酵させると、ブドウ糖などの甘み成分が作られるので、お砂糖を使用されていないことがほとんどです。砂糖で甘みを加える酒粕甘酒はアルコールが含まれるだけでなく、カロリーも高くなりがちなので、カロリーを気にするなら、米麹で作られた米麹甘酒の方がオススメです。

米麹と酒麹、どちらの材料で作った甘酒かを見分けるカギは「香りと味」だとされています。
米麹で作った甘酒はアルコールの香りはなく、柔らかい甘さ…ほんのりとした優しい甘さです。砂糖のようなはっきりとした甘さではなく、ご飯を何度も噛んでいるうちに出てくるような甘さです。一方、酒麹で作った甘酒は、アルコールの香りが強く、砂糖を使っているため甘みがしっかりと感じとれます。米麹と酒粕それぞれで作られている甘酒には、それぞれの香りと味があるので比較的簡単に見分けることができるようです。
問題なのは、米麹と酒粕の両方を原料にして作られた甘酒です。米麹は酒粕よりも原価が高いので、市販の甘酒には酒粕が加えられている場合があります。甘酒を購入する場合には、しっかりと確認するようにしましょう。

アルコール関連の問題がクリアな方が健康や美容を目的に“甘酒”を飲む場合、米麹と酒麹はそれぞれ含まれている栄養素の含有量が異なるので、一概にどちらが良いとは言い切れません。甘酒が苦手という方なら、米と麹だけで作ったものを飲んでみたら、甘酒の印象が変わるかもしれません♪酒粕で作られたものは、栄養成分が凝縮され、味に豊かなコクが感じられます。それぞれのお好みや状況によって、しっかりと選択するのがよろしいようです。

発酵食品ブームで近年脚光を浴びている“甘酒”は、コンビニでも販売されているようです。缶入りのものや、フリーズドライタイプのものがあったりして、保存や携帯にも便利そうです。米麹と酒麹をブレンドしたタイプや生姜入りなど、種類もさまざまなようです。自分の生活スタイルや好みにピッタリの“甘酒”を探してみるのも楽しいかも~♪

健康や美容に関する効果は人によって違います。身体に良いと言われる食べ物や飲み物も、一気に大量摂取してもかえって逆効果!即効性を求めず、長く摂取することが理想的です。アレンジしながら毎日続けることで、少しづつ効果が感じられるようになって、嬉しい美容効果でカサカサお肌もプルプル美肌に~♪


温めて飲む冬の飲み物のイメージが強い“甘酒”ですが、江戸時代には夏バテ防止の飲み物だったとか…
甘酒売りが売り歩く姿は夏の風物詩。なんと“甘酒”は、俳句では夏の季語となっているそうです。
夏の食欲のない時や夏風邪にも甘酒を!
今年は1年を通して「飲む点滴」が大活躍してくれるかも~♪