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ラビットプレス+1月号


几帳面も度が過ぎると…(イメージ)

読者の皆様。新年あけましておめでとうございます。本年も時間の許す限りお付き合いを宜しくお願い致します。

大晦日の紅白歌合戦については、国民それぞれの思いがあろう。21世紀に入って特に番組の企画が大きく変更され、「歌合戦」というタイトルとは掛け離れた進行となっている。これは皆さんがほぼ同意して頂けるものと思う。どの世界でも、永く続いてきたイベント事については同様の課題が表面化している。歴史と伝統、スタートした時の主旨や先人・先輩への敬意。世代間のズレによる「変えても良い派」と「守るべき派」による論争?は、一定の興味の対象としてメディアではワイドショーの材料として扱い易いようだ。
拙者はそんなことを思い巡らせながら、NHK紅白歌合戦を見ていた…のでは全くありません。最近数年、紅白はノスタルジックに観る代物。それ以外何もないのが拙者流紅白の楽しみ方。すなわち、いまどきの歌い手の歌を聴きながら、ステージを観覧しているのではなく、モニターの向こうに遠い昔の自分なりに思い出深い紅白のシーンを浮き出させて、脳の記憶粗野(側頭連合野)辺りで楽しんでいる、とでも言いましょうか。特にエンディングに差し掛かったら完全に画面が見えていないのです。午後11時45分に切り替わる映像の瞬間。これはもう毎年同じシーンから始まる。除夜の鐘音と低めのゆっくりとしたナレーションが耳に響く。雪景色の中、『ゴーン~~…福井県、永平寺。総持寺と共に曹洞宗両大本山として…』。これで拙者の一年がはっきりと終わる感覚に陥ります。
前号で述べた「光陰矢のごとし」ですが、その感覚を心理学的に説明したのは19世紀のフランスの哲学者、ポール・ジャネとその甥で心理学者のピエール・ジャネが発表した法則。ジャネの法則と呼ばれ、時間という普遍の定理に「心理的影響」を与えるとその長さが変化するということを説明している。これには様々な異論があるので採用はしませんが、アインシュタイン博士注1も特殊相対性理論の中で時間に関する普遍性の否定を行っているから、やはり時間というものは人の感覚でどうにでも解釈されることで、その人の人生が豊かになるなら宜しいのでは?と、考えを纏めましょう。
とにかく、もう、平成30年なのですから。早ッ!

注1
アルバート・アインシュタイン(1879~1955)の提唱した相対性理論において光の速度を一定として重力・加速・減速などの影響を考慮し、現実的な物理現象を説明した一般相対性理論と、影響を考慮せず理論上で展開した特殊相対性理論において万有引力理論を補完する光と重力の関係を説明した。


現代人は忙しい!(イメージ)

《元横綱・日馬富士暴行事件と貴乃花親方の初動》 事件を整理しておこう。
元横綱・日馬富士関(伊勢ヶ浜部屋)は、平成29年10月25日、九州場所前の巡業中、同じモンゴル出身の幕内・貴ノ岩関(貴乃花部屋)を鳥取市内の飲食店の酒席で殴り、頭に裂傷など全治10日のけがをさせていたことが判明。横綱・日馬富士は事件の責任を認めて11月29日付で引退し、12月11日、鳥取県警によって傷害容疑で書類送検された。
一方、公益財団法人日本相撲協会では、11月30日に理事会を開催し、元横綱・日馬富士による幕内・貴ノ岩への暴力問題を調査している危機管理委員会(委員長・高野利雄外部理事=元名古屋高検検事長)が、ここまでの調査の中間報告を行い、暴行の経緯を公表するも、被害者本人との事情聴取が出来ていないことから、師匠である貴乃花親方(貴乃花部屋・同協会理事で巡業部長等に就任)に対して調査協力を要請した。しかし、貴乃花親方は、「警察の捜査が終結したら協力する」として現段階での協力を拒否した。そして書類送検後の同協会からの要請に対しても、今度は「検察庁の判断(捜査終結)後」として再び貴ノ岩本人の協会による事情聴取を拒否した。これにより、日本相撲協会危機管理委員会は、12月20日の臨時理事会までに被害者・貴ノ岩関を聴取することを断念したことが15日、危機管理委関係者の話で分かり、この問題は越年することが確実となった。(平成29年12月16日現在の記述です)

さて、現在進行中の本事件であるが、本項の主旨は貴乃花親方の心境を探り、その行動を分析してこれまでの経緯から推測(あくまでも推測)出来得る「貴乃花親方」の心理を基に、人間・花田光司氏のパーソナリティ(性質・性格)を導き出すものである。従って、事件の真相や事実関係の真偽について述べるものではなく、また、花田光司氏のお考えと異なる見解を示すこともあることを了承願いたい。


どうなるのか…大相撲(イメージ)

《事実関係1.事件発覚後、貴乃花親方が県警に告発したのは何故か》 表面的な理由としては、報道各社で流されている評論が整合性もあり、そのとおりだろう。すなわち、過去の数々の事件・事故における相撲協会の内部処理に対する不信と、貴乃花親方の正義感の表れ、という理由である。

一方、貴乃花親方は、2010年のある事件を当然念頭に置いているだろう。

野球賭博に関与したとして、大関・琴光喜、大嶽親方(元関脇・貴闘力)が協会を解雇された事件だ。大嶽親方は貴乃花親方と同部屋の兄弟子である。このとき貴乃花親方は、相撲協会(武蔵川理事長・当時)の調査のずさんさを指摘し、理事辞職届を出してまで猛抗議している。しかし、抗議は実らず、大嶽親方は解雇、退職金も琴光喜には支給されたが、大嶽親方には支給されなかった。
この事件は、力士らによる野球賭博の捜査段階で、力士間の八百長メールが発覚し、相撲界に激震が走った、あの事件である。当然、警察が動き、報道されたからこそ問題が表面化したのであり、その時の相撲協会の内部事情を知る貴乃花親方としては、協会に同じことをされてなるものかと、即行動を起こしたと見て良い。

これは、貴乃花親方の心理的リアクタンス(好奇心に基づく反発心)の性質が顕著に現れた行動心理であると言える。心理的リアクタンスは、人が持つ意思決定の欲求感情が、抑制された状況下における自由意思の回復欲求の動機づけとして、米国の社会心理学者・ジャック・ブレ-ムが提唱したスキームである。つまり、貴乃花親方は、日本相撲協会の役員として組織側に居ながら、組織としての意思決定に常に不満を募らせ、何らかのきっかけがあれば自分の欲求を実現させよう考えていたことが分かる。そして、その機会が最も身近な存在である愛弟子の身の上に、「傷害事件」として降りかかり、日頃から種々の問題を懸念していたモンゴル出身力士、とりわけ横綱・日馬富士や白鵬が主体的に関与している中で起こったわけだから、リアクタンスの反動は最高レベルと言って良いだろう。これはもう誰にも止められない。


1月場所がもうすぐ始まる(イメージ:両国国技館前)

《事実関係2.若貴時代の苦い記憶》 貴乃花親方は、モンゴル出身力士の相撲に対する姿勢に強い嫌悪感を持っていると言われる。それは、場所中、前後を問わず、勝負の相手方として戦う者同士が緊密に接触し、食事や酒席を共に過ごしていることに対し、過去問題となった星勘定のやり取り(勝ち星の貸し借りや売買)による無気力相撲、所謂八百長試合として相撲ファンのみならず、国民を落胆させた事件を彷彿させるからだろう。

1995年11月の九州場所。横綱・貴乃花と兄で大関の若乃花が千秋楽で優勝決定戦に臨む。記憶に在る方も多い、あの大一番である。
共に12勝3敗で並んだ若貴兄弟が、同部屋且つ史上初めての兄弟対決の優勝決定戦とあって、最高視聴率58%を記録した。本場所三連覇中の貴乃花に挑む大関・若乃花。ファンの期待は私情を超えた壮絶な一番だったはずだ。しかし、迫力ある取り口は見られず、自ら右足を崩すような格好で貴乃花は墜ち、若乃花が優勝するという結末に、「仲の良かった兄に優勝を譲った」との憶測を生んだ。
ベースボール・マガジン社の月刊「相撲」では、その年の年末に貴乃花の特集を組んだ別冊号を出版。故・筑紫哲也氏との対談記事を掲載したが、その中で筑紫が、「やっぱり、やりにくかったでしょう?」と、そのときの心境を聞いたところ、貴乃花は、「力、入らないです」と答え、ある意味で、無気力相撲であったかのような印象を読者に与えた。
その後、兄の若乃花は横綱に昇進し、それ以後の兄弟の不仲や貴乃花の専属整体師洗脳疑惑、両親の離婚などなど、花田一族に不穏な時代が訪れたことは周知のとおりである。
この後、貴乃花の相撲に対する頑なまでの厳しさと勝負強さが彼を支配したように映った。事実、翌年の1996年は正に貴乃花の独断場(3月場所から9月場所まで4場所連続優勝)であった。

心理学者の多くはこれをトラウマ(心的外傷:psychological trauma)の克服行動と捉えるだろう。当時まだ23歳と若く、破竹の勢いをそのままに迎えた兄弟対決の結果、自身の相撲に力が入らなかったと告白したことに対する世間の批判的な言動がプレッシャーにならないはずはないから、それを払拭するには勝つしかない。強くなるしかそこから逃れる方法は思いつかないとしても当然である。その後は一変して「相撲道」を極めることに専念したのだろう。


大相撲名力士風雲録 4・月刊DVDマガジン貴乃花 (資料ベースボール・マガジン社:表紙
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《洗脳とマインド・コントロール》 洗脳とマインド・コントロールは同義語として使用されるが、心理学上は別物として区別している。言葉の定義はあまり意味をなさないが、薬物や暴力などを使って個人の精神構造を強制的に変化させることを洗脳と言い、マインド・コントロールにおいては、実証された手法を用いて相手をコントロールすることを指す。それは「連続強化」と「間欠強化」という方法で、一定の結果に対して報酬を与える(つまりアメを与える)ことを繰り返し、随伴性の認知(頑張れば報酬を貰えるという信頼感)を意識させつつ、次に意外性(同様にしているにも係わらず報酬を与えない)を与える。そうすることによって、信頼関係に浸り続けるマンネリから来る退屈を排除し、狂気に近い衝動を引き出させ、本人の意識とは気づかぬよう長期間に亘り行動をコントロール出来るのである。
さて、ここでは貴乃花が現役時代に専属で使っていた謎の整体師(富田多四郎氏)を材料には出来ない。当の整体師本人が何も話さない以上、洗脳の事実は立証できないのである。ただ、複数の関係者の証言から、この時期以降、貴乃花はこの整体師の言葉以外、聞く耳を持たなくなったと言われている。これは推測だが、富田氏が洗脳したというのではなく、当時の貴乃花の心身の状態から、その苦しい胸の内を聴くことに富田氏が徹し、施術中もずっと聴き通したのではないか、と思われる。それにより、両者には他人が入り込む余地の無い程の信頼関係が構築されていったのではないかとも推測出来る。
その根拠に、貴乃花親方の母・藤田紀子氏によれば、整体師による洗脳の事実は無く、当時フジテレビの単独インタビューに応じた貴乃花の父の先代貴乃花利彰氏が、レポーターの誘導尋問的な言葉に反応してしまったことが報道されたと後に語っている注2
従って、拙者はこの状態を洗脳ではなく、マインド・コントロールでもない、貴乃花親方自身のコントロール・イリュージョン(自分で選んだものは間違いないと強く抱く幻想=自己暗示)として捉える。それは後、現在に至るまで彼の心理を支配していることは明らかで、状況として体調不良や身体能力の陰り、怪我や実際に患った腸炎や肝機能障害などにより、アスリートが肉体依存から精神面主体の生き方へ方向転換を図ることを余儀なくされた。当然と言えば当然なのだろう。

注2
フジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)では、大相撲の貴乃花親方(45)と横綱・白鵬(宮城野部屋)の確執について特集する中で、1998年秋から世間を騒がせた貴乃花親方の横綱時代の“洗脳騒動”についてクローズアップし、母でおかみさんだったタレントの藤田紀子(70)が振り返った。
当時、歌手の洗脳騒動でワイドショーが持ちきりだったことを指摘。その上で「親方の単独インタビューを取りたいと、この局(フジテレビ)が来ました。私はお茶を出したら(その場を)出ちゃった。そうしたら、インタビューする人が『洗脳されていますね』と引き出されたのを親方が『そうですね』と言っちゃった。翌日(放送を)見て分かった」と明かした。スポーツ報知2017.12.05


洗脳とはだねえ~(イメージ)

《貴乃花親方がおかしい!?ってホント??》 貴乃花親方のコントロール・イリュージョンは、彼が相撲界の改革を志し、協会の役員を切望して理事となって奔走していた傍らで、彼を支えていた精神的、現実的な部屋の支柱であった音羽山親方(元大関貴ノ浪)の早世によって確実に硬化したと思われる。頑なに信念を研ぎ澄ます(他の要素を入れないという意味で)貴乃花に対して、柔和で懐が広く深いと言われた貴ノ浪。いつしか両輪となって部屋の維持発展と相撲界の改革に進んで行った矢先の相棒の死。そのことが与えた影響は計り知れないものがあろう。
自らが正義と疑わず、一人で全てを背負い、邪心がないと確信する人間が、所謂世の中の現実や、大人の対応という、潤滑油的回避法による斟酌をせず、組織の中で摩擦を生ずることなど、何処の世界・業界にも往々にしてある。貴乃花親方は、正にその状況で、自分の考えを理解しない周囲に苛立ち、敵視してしまう。元々が格闘家であるからその資質も相まって、徹底的に潰しに掛る。
この今の状況を、マスコミは奇異に映し出し、煽り、対決させる。分かっているからこそ口を開かない貴乃花親方だが、マスコミは貴乃花親方がどのような対応に出ようが関係なく見世物にする準備が出来ている。すなわち、今回の騒動の牽引車として貴乃花親方がターゲットにされた以上、一般人に「貴乃花はおかしい!」と言わせるための報道を続けるのだろう。

  • 一、力士道に忠実に向き合い日々の精進努力を絶やさぬ事
  • 二、人の道に外れないよう自身を鍛え勝負に備える事
  • 三、弱き者を援け強き己を築き上げる事
  • 四、先輩と後輩の秩序を守り信念を汚さない事
  • 五、先輩は後輩を見守り後輩は先輩を敬う事
  • 六、勇気 元気 活気 生まれ持つ気質を鍛える事
  • 七、授けられた命ある限り生涯を懸けて進路を全うする事
  • 八、人を妬むことなく己の心と常に闘い研磨する事
  • 九、三六五日を鍛え三六五日以後に結果を求めない事
  • 十、努力に勝る天才はなし!
    善の心は良き己を支配し新しい明日を開拓する
    冷静さと深さを追求し川の流れのように静けさと
    激しさを兼ね備えて自然体である事

上記は貴乃花部屋の公式ブログに公開されている「訓辞」の引用である。貴乃花親方の実直さが伝わってくる内容だ。彼は、巷で噂される、「おかしい」人物ではなく、平均的一般人(日本人)よりやや几帳面で羞恥心が強く、思い込みが激しい性格なのだと推測する。


たすける=助ける…一般的には使わないかも(イメージ)

《貴乃花親方をカウンセリングする》 全くの客観的(貴乃花親方のテレビに映る表情、最近のインタビューの内容、会話の内容、著書、ブログでの発言など)情報から、と断りを入れた上で本稿を纏めるが、貴乃花親方の激動期から現在までの斯様な状態を診て、心理学的な見地からは「神経症的性格」と診断したとする。
彼のような完全主義者の特徴は、自己保守性と向上欲求が著しく強く、身心の不調に過敏な反応を示す「ヒポコンドリー性基調」の発生を顕著とする。これにより、自分自身への反応(自己注目感覚)が研ぎ澄まされ、神経性の胃腸炎や不安障害、うつなどの症状を示すことが多く、悪循環が生じる。
勿論、貴乃花親方自身が、ご自身の性格をどうこう悩んでおられるわけではないので、あくまでアドバイスとして。
~「とらわれ」のメカニズムから解放されるために~
森田療法という臨床心理療法は、医学博士・森田正馬(もりたまさたけ・1874~1938 東京帝国大学から東京慈恵会医院医学専門学校教授、東京慈恵会医科大学名誉教授)が、自ら神経症を克服した経験から1819年(大正8年)に確立した精神療法である。
森田は、多様な神経症症状の基になる神経質性格(内向的、自己内省的、心配性、小心、敏感、完全主義的性格等)を基盤にして、「とらわれ」という特有の心理的メカニズムが働き発症すると考え、精神交互作用と思想の矛盾(「精神交互作用」とは、注意と感覚が悪循環に作用して、ますます恐れや違和感が強く感じられることであり、「思想の矛盾」とは、不可能を可能にしようとする心の葛藤のことをいう)から脱するために、カウンセリングを通して、「あるがまま」の心の姿勢を獲得できるよう援助する治療法である。
具体的には、カウンセラーはクライアントの症状については一切不問とし、目的意識を持った生活や、自己向上についての具体的目標を共に考え、それを実行させる中で、クライアントの持つ症状への「こだわり」と、それを克服しようとする「はからい」から離れるよう誘導していく。本格的には1ヶ月の入院カリキュラムを立てて治療するが、現在では通院用の治療プログラムも開発され、世界中で応用されている。


イメージ(森田正馬著:単行本 Amazon)

さて、貴乃花親方が心理療法を受け入れるかどうかは置いておき、今回の「貴乃花親方がおかしい??」騒動の対極に在る皆さんを診断しなければ、この話は完結しない。
皆さんは、一連の報道や、貴乃花親方の行動を客観的に評価していますか?客観的に評価するとは、主観以外の様々な情報を取得し、それらを基に対象を分析し、その結果をリソースとして導いた“公正な評価”を下すことである。単なる第三者の立ち位置としての目とか、「ステレオタイプ注3的な評価ではないのだ。本件に限らずだが、マスコミ、メディアは一般国民の殆どが日本人特有のステレオタイプの持ち主であることを前提に、あらゆる番組やニュース報道を組み立てている。
つまり、我々は日常経験の中で植え付けられたステレオタイプの紋切り型評価を客観的立場と履き違え、さもそれが当然のように「誰が見ても、貴乃花親方は普通じゃない!」という評価を下すよう仕向けられているだけなのだ。そして、メディアはそういう国民に受け入れられるよう、情報を操作して誘導するのである。SNSが炎上するのも全て、“させられている”ということに気づかなければ、自分も含めて正しい価値観を共有することは出来ないのであって、国民全てがカウンセリングを受ける必要があると言わざるを得ない。

こりゃ、心理カウンセラーや臨床心理士、精神科医は大忙しですね。


(イメージ)

注3
ステレオタイプ(英: Stereotype、仏: Stéréotype):
様々な情報が氾濫する今日、人はメディアを通してしか事物を知ることはできない。そして、普通の市民は事物について多様な情報を吟味し、正しく事物を知るだけの余裕を持たない。メディアが伝えるイメージが固定化し、人は思考を省略してそのようなイメージに基づいて認識、判断を行うようになる。そのような固定化されたイメージをステレオタイプと呼ぶ。(知恵蔵・山口二郎 北海道大学教授 / 2007年)

<執筆日:2017年12月17日>