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グルメ&レシピ

随分と秋も深まってまいりました…そろそろ“冬”の気配を感じる11月ですが、まだまだ食欲の秋!満喫しましょ。
秋の味覚キノコ♪最近は、年がら年中出回っておりますが、やっぱりキノコの季節といえば“秋”。旬のものには、それぞれ必ず役割があり、その時期に最も適した私たちの体に必要な効能をもたらしてくれます!キノコは、免疫力アップ、便秘予防・改善、美肌、むくみ解消、二日酔い防止(コレはこの季節に限ったコトではありませんが…笑)、そして夏バテ防止に効果的です。



ところで、最近話題の“菌活”という言葉を、皆さんご存知でしょうか?ここ数年、“○活”という呼び方が増えていますよね。“菌活”は、朝活、就活、婚活、妊活に続き、健康と美容に敏感な人の間で話題になっているキーワードです。ホント、なんでもかんでも“○活”って…ひと昔前は、“○活”って言葉は、“部活”ぐらいしかなかったような気がしますけどね~(逆に、今も部活動は“部活”って言われているのかな?ソッチの方が気になりますが…)。


“菌活”とは、身体に良い働きをする菌を積極的に食事で取り入れること、自分の腸内に住んでいる良い菌(善玉菌)を育てて、腸内環境を整えることをいいます。腸内環境が整うと、代謝や免疫力が高まって、健康で元気な身体になります。もちろん美容にも効果あり!ブームになった塩麹や醤油麹をはじめ、納豆、ヨーグルトなどの発酵食品…馴染み深い菌としては、乳酸菌・納豆菌・麹菌などがありますが、菌によってその働きも様々です。日本は発酵食品の宝庫!菌のパワーを上手に活用して、体の中からキレイと元気を目指すのが“菌活”です。

▽発酵食品には、たくさんの菌が含まれています。


▽代表的な“菌”の働きと代表的な食材は…


★“菌活”のポイントは、毎日!
食べた菌は3日程で便と一緒に体外に排出されてしまうので、“毎日”継続して摂ることが大切。特に、乳酸菌は腸に届いても、体内に長くとどまることができないので、継続して取り入れる必要があります。

★“菌活”のポイントは、キノコ!
腸内の善玉菌を育てるには、食物繊維とオリゴ糖が不可欠なので、オススメなのが“キノコ”です。キノコの食物繊維が善玉菌のエサとなって、腸内環境を改善します。

★“菌活”のポイントは、組み合わせ!
複数の食材を組み合わせて摂ることで、相乗効果も期待!また、毎日継続しての摂取が必要なので、単品だと飽きてしまうかも…複数の食材の組み合わせでアレンジを楽しみながら、毎日上手に続けていきましょう。


あまり知られていないようですが、キノコは漢字では“茸”と表記されることが一般ですが、“菌”は訓読みで“キノコ”とも読みます。キノコは、そのものが菌なので、菌をまるごと食べられる“菌活”の最大の食材として注目されています。キノコには、免疫力アップのほか、肌荒れ防止に役立つビタミンB群が豊富に含まれています♪また、善玉菌の栄養となる食物繊維も豊富!善玉菌と食物繊維の相乗効果で、便秘や肌荒れの予防に効果あり。その上、100g当たり20kcalと低カロリー♪ダイエットにもぴったりの美容食材なのです!
世界には約1000種もの食用キノコがあり、世界中で食べられています。キノコは、油脂との相性もバッチリ…バターで炒めるだけで、ウマウマの一品に♪カロリーはゼロに近く食物繊維がたっぷりだから、炒めても他の食材と比べれば低カロリーだし~(嬉)。

焼いたり、炒めたりもいいけれど、今回は“菌活”にちなんで、ダブルキンキン(笑)のレシピをご紹介したいと思います。身体にもいいし、美味しいし、長期保存可の3拍子そろったキノコの常備菜♪です。
キノコに合わせるのは、またまた登場!私がずっとハマっております万能調味料~塩麹さんです。

▼塩麹キノコ

万能ストック簡単常備菜!お助けアイテムはアレンジ無限大~♪

  • 1.キノコは食べやすい大きさにカットしたり、裂いたり、ほぐします。
  • 2.耐熱ボウルに、1.を入れます。
  • 3.ラップをふんわりとかけ、レンジでチン!
  • 4.熱いうちに、3.に塩麹を加えて和えます。
  • 5.粗熱が取れたら、冷蔵庫で一晩寝かせて出来上がり!
  • ★キノコ400gの場合、塩麹:大さじ2程度(お好みで調整)
  • ★電子レンジが苦手な方は、フライパンで料理酒を振りかけて中火で蒸し焼きにしてもOK。
  • ☆エリンギ・ブナシメジ・マイタケ・エノキ・シイタケ等、お好みのキノコ3種以上を組み合わせるのがポイント!


タッパーなどの密閉容器に移して冷蔵庫で保存すれば、10日間程おいしく食べられます。すぐに食べない時は、保存容器に一食分ずつ小分けして冷凍ストック!冷凍することによってキノコの旨味がさらにアップします。食べる時は、レンジでチン解凍して、イロイロなお料理にトッピングしたり、和えたり…まろやかな美味しさは、炊き込みご飯にも、うどんにも、パスタにも、スープの具材にも、和え物にも、冷奴にも、サラダにも、トーストにも~あうアウあう♪キノコの種類が多いほど美味しいーーーっ!

キノコの種類や塩麹の分量などイロイロ試して、あなたのおうち味に調整してください。お肉にもお魚にも、キノコなら相性抜群ですので、アレンジメニューにもどんどんトライしてみてくださいね。

▽“塩麹キノコ”アレンジレシピ例

  • ▼塩麹キノコ丼

    茶碗(どんぶり)にご飯をよそってちぎった海苔をのせ、塩麹キノコをのっけて、刻んだ大葉をトッピング!

  • ▼塩麹ヤッコ

    冷奴に塩麹キノコをのっけて、カツオ節をトッピング!

  • ▼塩麹キノコ味噌汁 

    お椀に、塩麹キノコを入れて熱湯を注ぎ、
    味噌で味を調える…超カンタン即席味噌汁!

  • ▼塩麹キノコスープ

    器に、塩麹キノコを入れて熱湯を注ぎ、プラス
    ゴマ油・白ゴマ・刻みネギで中華風スープ!

  • ▼塩麹キノコのアボカド和え

    ビタミンEと食物繊維たっぷりの美肌食!

  • ▼塩麹キノコトマト

    肥満改善の有効成分があるとされるトマトに
    塩麹キノコをのっければ、ダイエット効果UP!

  • ▼塩麹キノコのほうれん草炒め

    塩麹でほうれん草が甘旨に!
    ベーコンやコーン等、イロイロプラスでアレンジを…

  • ▼塩麹キノコと手羽先のトマト煮

    味付けは塩麹キノコのみ!
    ニンニクひとかけ投入で、もっと美味しい~♪

  • ▼塩麹キノコの和風オムライス

    針生姜の混ぜご飯を卵で包んだオムライスにし、
    とろみをつけた塩麹キノコをあんかけ風に!

  • ▼塩麹キノコの秋カレー

    いつものカレーライスに塩麹キノコをトッピング!
    いつものカレーが“秋カレー”に…

  • ▼塩麹キノコのガーリックピザ

    ピザ生地にオリーブオイルとニンニクを塗り、
    具材をのっけてとろけるチーズで焼成!

  • ▼塩麹キノコのパスタ

    旨味たっぷり絶品パスタ!塩麹キノコだけでもOK。
    あるものプラスしてチョちょいのチョイ♪

  • ▼塩麹キノコ入り出し巻き卵

    自然な甘味でふんわり♪半熟状で巻いていくのが
    ふんわりのコツ…あたたかいうちに~。


納豆やヨーグルトをよく食べている人は、知らず知らずのうちに“菌活”できているかもしれません。菌活食品は、私たちが毎日食べている身近な食品ばかりですので、ちょっと意識するだけで“菌活”を日常的に行うことができます!
毎日続けて菌活食材を摂るためには、アレンジも大切♪面倒くさがりのあなたも、“キノコ菌活効果”を高める超簡単お手軽アレンジレシピで、秋の美味しさを満喫して、健康と美肌をゲットしてくださいね。




ところで、みなさんはキノコ狩りに行かれたことはありますか?私は“いけないキノコ(=毒キノコ)”を取ってきて、笑い死にしそうなイメージが強くて、未だかつて行ったことはありません(笑)。でも、山奥在住の親戚のおじさん宅でシイタケ栽培をしていたので、そこでシイタケ狩り(…この場合は“狩り”とはいいませんね。この場合は“収穫”ですね…)をしたことは何度もあります。栽培しているシイタケでも、キノコにかわりはありません!獲れたてのシイタケは、新鮮でメチャ美味しいです♪七輪で炙って、醤油かけて直ぐにパクリ!大人になってからは、すだちなどを搾って、お塩をパラパラしていただけば、秋の味覚を独り占め~!!シイタケが嫌い…なんて人が大勢いらっしゃいますが、コレはホント絶品です。キノコ嫌いのあなた!ぜひとも一度挑戦してみてください。
旬の獲れたては旨くないはずがない+.(*`・∀・´*)゚+. 美味い!旨い!まいぅ~~♪


栽培シイタケでもコレだけ美味しいのだから、自然の中でガンバって、自分の手で取った新鮮なキノコをすぐに料理して食べる…なんて贅沢で美味しそうなんでしょう~♪キノコは、単種よりイロイロな種類を混ぜ合わせて調理した方が、相乗効果で旨さ倍増するって言いますから、数種のキノコを入れた“キノコ鍋”や“キノコご飯”なんて、想像もできない!?ウマウマ!?なのでは~(想像しただけでヨダレが…)。
キノコの季節もあとわずか…今年は思いきって初体験♪キノコ狩りに出かけてみましょうか?
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キノコの生えている場所は親子でさえ教えない…と言います(笑)。自ら現地で覚えた勘と経験で探っていくところが面白いのでしょうが、初心者の場合は、その山のことをよく知る人と行動することが賢明でしょう。最初は、キノコ狩りのイベントやツアーに参加するのがオススメですね。
キノコ狩りを楽しむためには、山のルールやマナーを守ることが必須条件です。キノコ狩りは誰でも気軽に楽しめる趣味のひとつですが、自然を相手にする以上、危険やトラブルを回避するために、覚えておくべき注意点がいくつかあります。キノコ狩りを行う際の注意点をご紹介いたしましょう。

▼キノコ狩り禁止の場所には入らない!

山ならどこにキノコ狩りに入ってもよいと考えるのは間違いです!基本的にキノコが生えている山でも「国立公園」「国定公園」「自然保護区」「都道府県の自然公園」では、キノコの採取は禁止されています。また、ほとんどの山は所有者や管理者がおり、財産権…つまり“キノコの採取権”が存在します。キノコ狩りの許可を得ずに勝手に他人の山に入ってキノコを採取したら、それは“キノコ狩り”ではなく、ただの“キノコ泥棒”です!きちんと確認して許可を得るなどして、お縄にならぬようご注意ください。
▼キノコ狩りの道具は…
キノコ狩りには、竹で編んだビクや、隙間がたくさんあいた入れ物を使いましょう。現在は、トートバッグなど、家庭にあるもので代用する場合が多いようですが、キノコたちは胞子で次の世代を引き継ぎますので、採取したキノコが胞子を放出拡散できるように、昔から竹でできた籠などが使用されているのです。隙間がたくさんあいた入れ物に採取したキノコを入れて山を歩くことで、胞子たちをまた山に返してあげられるという訳です。来年も再来年も、これからずっと先も、キノコの美味しさを満喫したいのなら、ビニール袋に詰め込むことはやめた方がいいですよね。


▼ゴミは持ち帰る!
これはキノコ狩りにかかわらず、当然のマナーですよね。プラスチックやビニールなど自然に分解されないゴミはもちろん、生ゴミなどやがて土になるゴミも大量に捨てるのはマナー違反です!基本的に、ゴミは全て持ち帰りましょう。また、タバコのポイ捨ては厳禁!山火事にでもなったら大変です。それにタバコのフィルターは分解されずにずっと残ってしまうので、環境破壊につながります。携帯灰皿を使用してキチンと自己管理するか、山にいる間はタバコを吸わない…という心構えで臨んだ方がよいでしょう。
▼種類がわからないキノコは採らない!
キノコには、ベテランの方や専門家でも種類の判別が難しいものがあります。初心者は、経験者の方に同行してもらって、経験者に従ってキノコ狩りを楽しみましょう。手当たり次第に採取して、自己判断でキノコを口にすることは絶対にしない!派手な色のキノコは怪しくて、地味な色のキノコなら大丈夫…なんて話も耳にしますが、派手な色の食用キノコもありますし、地味な色の毒キノコもあります。死にたくなければ、経験者の意見をしっかりと聞きましょうね。


▼道に迷った場合…
キノコ狩りは、道のないような場所に入ることが多いため、方角をキチンと把握していないと道に迷う危険性があります。特にキノコが沢山見つかって、採ることに夢中になってズンズン山奥に入り込んでしまい、気がつけば一人ぼっちでポツン…仲間やガイドさんとはぐれてしまうなんてことも。一人で勝手に行動せずに、常に複数人で行動するようにしましょう。それでも欲の皮がつっぱらかって(!?)道に迷った場合は、来た道を戻るようにし、霧などで視界が悪くなって来た道がわからない状況になった際には、動き回らずに状況が良くなるのをジッと待ちましょう。
また、山は様々な動物の住処でもあります。熊も住めば鹿も猪も…山は、彼らの生活圏です。キノコ狩りにばかり夢中になって、彼らの生活圏を侵すことのないように注意して周囲を観察し、思わぬ事故に遭遇しないように気をつけましょう。
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次に“キノコ狩り”でゲットした新鮮なキノコ♪美味しくいただくための調理のポイントと保存方法をご紹介します。キノコって、けっこう傷みやすくて、保存がしづらいものです。実はキノコって、冷凍保存がオススメなんですよ!!ご存知でした?…私は知らなかった。

▽キノコ調理のポイント
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◎水では洗わない!
キノコを水洗いされてませんか?ダメダメもったいない!!キノコは水洗いすると水分を吸収しておいしくなくなりますので、水洗いしないで!ふきんやキッチンペーパーでさっと拭くことで、大抵の汚れは落とせます。どうしても洗いたい場合には、手早く流水で洗い、すぐに水分を拭き取るようにしましょう。



◎炒める時は強火で手早く!
キノコを炒める場合は、強火で手早く加熱することがポイントです。弱火で加熱すると、水分が出てしまい水っぽくなって、せっかくの旨味も流れ出てしまいます。また、油の吸収がよいので、キノコを炒める際の油脂は上質なものを使用することをオススメします!





▽キノコの保存方法
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◎シイタケは、買ってきたそのままの状態で冷凍。冷凍してもカチカチに固くならないので、凍ったまま石づきを切り落としたり、スライスすることができます。
◎シメジやエノキダケは、石づきを切り落として小分けにして冷凍。使う時は解凍せずに、凍ったまま加熱調理します。
◎ナメコは、袋入りのまま冷凍。使う時も解凍せずに、凍ったまま加熱調理できます。
◎その他のキノコも、大抵は冷凍保存することができます。

◎キノコはイロイロな種類のものを食べやすい大きさにカットして、フリーザーバック等に入れて冷凍保存しておけば、煮物や炒め物で使いたいときに冷凍庫からササッと出して使えます。キノコミックス♪って、美味しくて見栄えもよくて便利でオススメ!
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「人類食文化づくりの立役者」菌類。菌類は、私たちの身体の免疫力を高めてくれる…と期待されています!健康を保つためには、病気に負けない体づくりが大切です。そのためにも“菌活”で元気に過ごしましょう~♪