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グルメ&レシピ

10月です!本格的に“秋”がやってきました。
“秋刀魚”と書いてナンと読む!?「ヒャーッフワーッファーwwwww」今年還暦を向かえられたあの“眠らない九官鳥”“お笑い怪獣”との異名を持つ杉本高文さん!その芸名は、明石家さんま♪…って話が脱線してしまいましたが、秋といえば!?そうです。日本人が大好きなお魚…“さんま”の季節がやってまいりました!
ちなみに、秋の月夜に照らされた“さんま”は刀のように美しいという意味で「秋刀魚」と書きます。他に「秋光魚」「西刀魚」「三馬」という漢字が用いられることもあります。

「さんまが出ると、あんまが引っ込む」と言われる程、さんまは江戸時代からその栄養価が高く評価されているお魚!血液をきれいにすることで注目の不飽和脂肪酸であるEPA・DHAが、青魚の中でも特に多く含まれています。EPAは、関節リウマチの炎症を鎮める働きもあり、DHAには、脳を活性化する働きもあるので、学習機能の向上(アタマがよくなる!?)や認知症の予防にも役立ちます。血液の循環を良くしたり、悪性貧血を予防したりするビタミンB12も他の魚の約3倍…これは、動物のレバーに匹敵する量なのだとか。また、ビタミンB2も含まれ、動脈硬化の予防や肌荒れ防止、乾燥肌・アトピー性皮膚炎の改善に役立ち、カルシウムや鉄分の他、タウリンには、コレステロールを下げて血液をサラサラする効果や、糖尿病予防、血圧上昇を抑えるのに役立ったり、肝臓や腎臓の機能を正常化するため、デトックス作用にも優れています。

秋の味覚の代表格“さんま”!脂の乗ったさんまが味わえるのは今だけ。健康にも美容にも良し!

さすが、旬!さんまの季節!ここんとこずっと、週に3~4回も“さんまの塩焼き”が食卓に…。
旬だからこそ美味しい“さんま”の塩焼き最強説は揺るがないけれど、やっぱちょっと週に3~4回だと…「また、さんまかよーーーー」って思っちゃいます。健康にも美容にも良し!ってのはわかっているから、しっかり摂取したい気持ちはありつつも、塩焼きばかりじゃ飽きちゃうよーーーもっと他に“さんま”のおいしい食べ方はないのかい?
でもね、手の込んだ難しいヤツは無理むりムリ~!手軽で、手間要らずで、簡単に!!コレは必須条件ですよ♪

そんな皆様のご要望にお応えして、秋の味覚の代表格“さんま”を、手軽で、手間要らずで、簡単にアレンジした“焼き”レシピをご紹介いたしましょう!秋といえば…やっぱ“さんま” だね♪

▼さんまのイタリアン焼

いつもの塩焼をお手軽アレンジ♪ダブルオイルでマンネリ打破!

  • 1.さんまにハーブソルトを振ります。
  • 2.フライパンにオリーブオイルとバターを中火で熱します。
  • 3.1.の両面をこんがり焼きます。
  • 4.お皿に盛り付け、スライスしたレモンを添えて出来上がり!
  • ★ただ、焼くだけでは飽きてしまいますが、手間をかけずに、超~簡単お手軽アレンジ!
  • ☆盛付けた時に上になるほうから焼いてください。
  • ☆火が強いとバターが焦げるのでご注意!

▼さんまのチーズ焼

皮はパリパリ♪中はとろ~り。おかずにもビールのつまみにも!

  • 1.3枚におろしたさんまの身の方にコショウを振り、両面に小麦粉をまぶします。
  • 2.さんまにスライスチーズをはさみこみます。
  • 3.オリーブオイルをひいたフライパンを温め、2.を並べます。
  • 4.中火でふたをしないまま3分程焼き、裏面は2分程焼きます。
  • 5.さんまに火が通り、両面にほどよいチーズの焦げ目がついたら出来上がり!
  • ★溶けるチーズではなく、溶けないタイプのチーズでカリカリうまうま~♪
  • ☆パリパリのポイントは、小麦粉はさんまの両面にまんべんなく!

▼さんまのガーリックオイル焼

いつものさんま焼きが少しオシャレに~ワインに合う一品♪

  • 1.バジルは大きめのみじん切りに、にんにくは薄切りにします。
  • 2.フライパンに、にんにくとオリーブオイルを入れます。
  • 3.火をつけて、弱火でカリカリになるまで焼き取り出します。
  • 4.さんまに塩コショウして、小麦粉を振り、3.のフライパンで焼きます。
  • 5.コンガリと焼き色がついたら、裏返します。
  • 6.5.にバジルをかけ、白ワインを回しかけてふたをして、蒸し焼きにします。
  • 7.火が通ったらお皿に盛り付け、フライパンに残った汁をかけます。
  • 8.3.のにんにくと、飾り用のバジルをのせて、レモンを添えれば出来上がり!
  • ★にんにくとオリーブオイルで焼いて、イタリアンに!
  • ☆バジルを大葉に、レモンをすだちに代えて、和風イタリアンに~♪
  • ☆にんにくは重ならないようにフライパンに広げて、弱火でじっくりと焼いてください。

▼さんまのニラ焼

フライパンひとつで簡単調理!中華風アレンジは、ビールにもあう♪

  • 1.ニラを4cm程にカットします。
  • 2.オイスターソース・酢・醤油・酒を合わせておきます。
  • 3.さんまに片栗粉をまぶし、ごま油で揚げ焼きにします。
  • 4.さんまに火が通ったら、1.を入れて炒めます。
  • 5.ニラがしんなりしたら2.を入れて、水分が飛んでよくからむまで炒めます。
  • 6.お皿に盛り付け、お好みで一味や七味をかければ出来上がり!
  • ☆さんま2尾の場合…オイスターソース:大さじ1・酢:大さじ2・醤油:小さじ1~2・酒:大さじ1
  • ☆オイスターソースは、メーカーによって甘さや濃さが違うので調整してください。

▼さんまの焼肉タレ焼

子どもたちに大人気!焼肉味なら臭みも消えて、子どもたちもパクパク♪

  • 1.長ねぎを3cm幅にカットします。
  • 2.さんまに塩コショウし、片栗粉をまぶします。
  • 3.2.を揚げ焼きにして、取り出します。
  • 4.フライパンに2.を入れて焼き色をつけます。
  • 5.4.に、焼肉のタレと酒とつぶしたニンニクを入れて、からめ炒めて出来上がり!
  • ☆長ねぎもさんまの臭みを消してくれます。
  • ☆たっぷりタレが好きな方は、焼肉のタレ+酒を増量!

▼さんまのさくさくマヨ焼

いつものさんまが、ちょっとジャンク的な味に!ごはんもススム一品♪

  • 1.マヨネーズ・パン粉・青海苔・塩コショウ・牛乳を、ボウルで混ぜ合わせます。
  • 2.さんまの身の部分に、1.を均一に塗りつけます。
  • 3.温めたフライパンにサラダ油をひき、みじん切りしたにんにくを炒めます。
  • 4.2.をタネの塗った面を上にして、弱火で2~3分程焼きます。
  • 5.ひっくり返して逆面も焼けば出来上がり!
  • ★あまり脂の乗っていないさんまにオススメ!
  • ☆さんま2尾の場合…マヨネーズ:大さじ5・パン粉:2/3カップ・青海苔:小さじ2・塩コショウ:少々・牛乳:大さじ1.5
  • ☆にんにくは、焦げないように炒めて香りを出しましょう。
  • ☆マヨネーズとパン粉と青海苔(パセリでも可)に、粉チーズを加えても美味しい♪

▼さんまのカレー風味焼

カレー味で食欲増進!さんまとカレー味は、相性抜群♪

  • 1.さんまの両面に塩コショウをして、カレー粉を振ります。
  • 2.1.の両面に小麦粉を軽く振ります。
  • 3.オリーブオイルを入れたフライパンで、皮目から2.を焼きます。
  • 4.お皿に盛付けて出来上がり!
  • ★カレー粉の香りがさんまの臭みを消して+美味しく♪
  • ☆あればパセリを散らして、お好みでレモンを搾ってお召し上がりください。
  • ☆濃厚な方がお好みの場合は、オリーブオイルをバターに代えて!

▼さんまのバターポン酢焼

さんまのムニエル♪バターとポン酢で簡単アレンジ!

  • 1.さんまに小麦粉をまぶします。
  • 2.フライパンにバターとオリーブオイルを熱します。
  • 3.バターが溶けたら、皮目から焼きます。
  • 4.皮目がカリカリになったら裏返して、逆面も火を通して盛付けます。
  • 5.フライパンに残ったバターとオリーブオイルにポン酢を加えます。
  • 6.ひと煮立ちしたら、さんまに回しかければ出来上がり!
  • ★洋風なのに和風~?ネギやごまをトッピングして!
  • ☆余分な小麦粉ははたいて落としておきましょう。

▼さんまの照り焼

簡単なひと手間を加えることで、そのまま焼くだけとは違った美味しさに♪

  • 1.みりん・酒・醤油・砂糖・生姜・白ごまを混ぜ合わせておきます。
  • 2.さんまに小麦粉をまぶします。
  • 3.フライパンにサラダ油を入れ、さんまを皮目から焼きます。
  • 4.さんまの両面がキツネ色になるまでしっかりと火を通します。
  • 5.4.に1.を加え、水分がなくなるまで煮からめれば出来上がり!
  • ☆調味料を最初に全て混ぜ合わせておけば、慌てず焦らずで失敗しらず!

▼さんまの西京味噌焼

簡単!一晩漬けで西京味噌漬け♪冷蔵庫に一晩置いて、あとは焼くだけ~

  • 1.ビニール袋に、さんまとお酒と西京味噌を入れます。
  • 2.軽く揉みこんで、冷蔵庫に一晩おきます。
  • 3.フライパンに油をひいて、2.を皮目から中火で焼きます。
  • 4.両面をこんがり焼いたら出来上がり!
  • ★甘さと香りをプラス♪いつもと一味違う焼さんまを!
  • ☆出来上がりに、お好みで七味を振りかけてもピリッと美味♪

今回は、手軽で、手間要らずで、簡単アレンジの「焼き」レシピをご紹介いたしました。
旬の味もこれだけいろいろなレシピで味わえば、飽きることがありませんよね!他にも、煮たり揚げたり漬け込んだり炊いたり…と、イロイロな美味しいアレンジがいっぱい!旬だからこそ美味しく、栄養満点のさんまを、この時期にしか作れないうまうまレシピで、ぜひ是非た~くさんお召し上がりください♪

▽新鮮で脂の乗った“さんま”の選び方のポイント
・黒目の周りが透明で、赤くなっていないもの
・口先の黄色いもの
・背の部分が青黒く光り、お腹がきれいな銀色のもの
・頭から背にかけて盛り上がった、厚みのあるもの





最後に…最近知った“お魚”にまつわる衝撃の事実!ちょっと聞いて~。たまたまテレビをつけて、たまたま耳にしたお話なのですが…皆さんはご存知でした?「猫=お魚大好き」は大間違いという衝撃の事実!!
さんまやいわしを食べ続けると、猫は病気になるんだそうです。それに、魚って猫の大好物♪だと思っていたら、実はお肉好きなんですって!!本当に!?猫にとってご馳走なのはお魚ではなく、お肉なの!?ま、よくよく考えてみれば、猫は山野でネズミや野ウサギを捕食していた動物だったわけで。それを人間が、ネズミ駆除のために飼い始めたわけですから、本来、猫はお肉派でしょう。他のネコ科の動物って、ライオンとか…やっぱり、主に肉を食べてます!欧米では、猫にはお肉をあげるのが常識…ヨーロッパの猫の栄養学の本には、“珍しいことに、日本では猫に魚をやっている”という記述があるそうです。
江戸時代以前の日本では、肉ではなく魚を食べる文化が主流だったので、一緒に暮らしていた猫も魚を食べるようになったのだとか…。日本人に合わせて日本の猫はそうなったみたいですけど、一緒に暮らしていた犬にはお魚のイメージはほとんどないんですけど。ナゼに、猫には魚好きイメージが定着してしまったのでしょうか?
お気づきの方もいらっしゃるでしょう~そうです!国民的アニメのあの主題歌が、日本人に「猫=お魚大好き」というイメージをうえつけてしまったようです。
♪~お魚くわえたドラネコ~♪♪~追ぉっかけぇーてぇ~♪♪♪
日本人のほとんど(!?)が、小さい頃からこの歌を聞いて育っているので、その影響も大きいのではないか…というお話でした。猫にとっては、ホント迷惑な話ですよ。でも、日本国内で販売されているキャットフードの9割は、魚を使っているということですから、やっぱり日本の猫は魚が好きという傾向があるのではないか?と思いきや、魚味のキャットフードの方がよく売れるからってのがホントみたいです。日本では、魚を使っていないと飼い主が手にとってくれないようで「猫=お魚大好き」が常識になっていることがわかります。
でも、猫は肉食動物なので、魚肉も好物ではあります。外国でも、漁港の近くとか魚がよくとれる場所では、猫は魚を食べるそうですし、猫の食習慣や地域によって魚好きな猫もいるようです。それに、猫に魚をたべさせたらダメというわけではなく、魚ばかりをあげるのは健康に害があるし、食べさせる場合に注意が必要な魚もあるってことです。気をつけて、たくさん食べさせなければ大丈夫みたいですけどね…でも、猫自身がガマンしきれずに、盗んでくわえて走って持ってっちゃう程好きなのが“お魚”だって思い込みは、ちょっとやそっとじゃ消えそうにありません。物心ついた頃から、ホントにホントに「猫=お魚大好き」って、何の疑いもなく何の根拠もなく…(笑)、そう思い込んでいたから。それにしても、国民的アニメ“サ○エさん”恐るべし…そう思わせる衝撃の事実でした。

ついでに、皆さんはご存知ですか?「ヒャーッフワーッファーwwwww」今年還暦を向かえられたあの“眠らない九官鳥”“お笑い怪獣”との異名を持つ杉本高文さん!その芸名は、明石家さんま♪さんのこと。
実は、モト(?)落語家さんなんですよ~。でも、落語をしない落語家(笑)なんです!笑福亭松之助に弟子入りした当初の芸名は「笑福亭さんま」。19歳の時に師匠・松之助の助言により「明石家さんま」に改名したのですが、これは落語を演じない者に一門の「笑福亭」を与えることは許されないとした一門の方針なのだとか、そうではないのだとか…。「明石屋さんま」と勘違いされている方もいらっしゃいますが、「明石屋」は誤字!「明石家」が正解ですのでお間違えなきよう~(笑)。
なお、「さんま」という芸名は、さんまさんのご実家が水産加工業を営んでいたことから命名されたというのは、関西では常識(!?)…有名なお話です♪

ところで、有名な落語「目黒のさんま」は江戸時代後期に生まれて、明治24年頃に禽語楼(きんごろう)小さんによって完成したものだそうです。皆さんはご存知ですか?落語「目黒のさんま」のお噺(はなし)~♪
さんまの名産地は目黒であると信じてしまったお殿様のズレた感覚を風刺した落語で、庶民の味だったさんまは身分の高い人の食膳には上がらなかった当時のことがよく現れているお話です。秋の夜長に読書もいいけれど、落語を聞いてみるのも一興かも…ちょいと粋な過ごし方かもしれません。

…って話がまたまた脱線してしまいましたが、最後に“さんま”にお話を戻しまして…

『あわれ秋風よ 情あらば伝えてよ 男ありて、今日の夕餉(ゆうげ)に、ひとりさんまを食らひて思いにふけると。…さんま苦いか塩っぱいか…』 by佐藤春夫「秋刀魚の歌」より

『人間生まれてきた時は裸。死ぬ時にパンツ一つはいてたら勝ちやないか。』 by明石家さんま

以上、“さんま”づくしの10月度のコラムでした。それでは、お後がよろしいようで…(笑)